応用情報を受けてきました。
データサイエンティストとして働く私が応用情報を受けた理由、その勉強法を書いたポエムです。
自己紹介
- 数理情報系学部出身
- データ分析のベンチャー企業で働くデータサイエンティスト 2 年目
受けた理由
データサイエンティストとしてプロジェクトをいくつか経験し、Web全般の知識があった方が良いと感じたためです。データ分析とはいえ、AWS などのクラウドを使う機会、API の利用や作成など、Web に関する知識を必要とする場面が多くありました。今後、マネジメント方面を目指していく上でも、幅広い知識を身に着けておきたいというのがきっかけです。特にセキュリティやネットワーク、データベース、マネジメント などの知識を身に着けたいと思いました。これらの内容が応用情報の範囲と近かったため、勉強の指針として活用しました。合格は二の次ですが、せっかくなら受験しよう、というスタンスです。
結果、思った以上に実務で役立つ知識や、今後活用できそうな知識を多く得られました。やはり全体像を把握していると色んな分野の知識を吸収しやすいと感じました。Web と直接かかわらないエンジニアでも、IT 全般の知識を持っておくと何かと役立ちそうです。
勉強法
午前
午前問題は、基本的な対策としては用語暗記だと思います。ただ、今回は勉強自体が目的だったので、概念を学ぶ気持ちを大事にしました。法律関係などの覚えるだけのものを割愛したせいで得点的には少し苦労しました。。
例えば、「SL 理論」という、「部下の成熟度や現状に合わせて指示の仕方を変化させるべき」という理論があります。応用情報対策としてはこのくらい覚えておけばよいですが、「どのように変化させるのか」、「この人が部下だったらこんなマネジメントが必要そうだな」、「自分ならこのような指導のされ方が嬉しい」などを考えておくことで、活用の幅が広がります。単語自体を覚える以上に、考え方として参考になることが多いです。
午後
午後問題は一つのプロジェクトの中で、その分野の部分が丸ごと扱われます。特に今回勉強したかった、セキュリティ、ネットワーク、データベースの 3 つは過去問を 10 題以上解いて知識をつけました。
特にセキュリティは、注意すべきポイントがわかってきた気がします。
ネットワークは最後まで難しく、まだまだ勉強が必要そうです。当日は合格への欲が出て、別問題に逃げてしまいました。。。
結果
このポエムを書いている段階では正式な結果は出ていませんが、自己採点ではどちらも65%を超えていて、大きなミスがなければ受かっていそうです。結果は関係ないと言いつつ、受かってたら嬉しいです。
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
引き続きデータサイエンティストとして精進していきます。勉強仲間募集中です。
読書記録
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