こんにちは、私は普段はフロントエンドエンジニアをしています。
サーバーサイドの知識も身につけたいと思い、まずは基本的なLinuxの勉強から始めることにしました。そこで、LPIC(Linux技術者認定試験)の101を受験しようと考えました。
知識ほぼゼロの状態から始めた合格までの体験記をまとめようと思います。
学習期間
結果的に言えば、LPIC101を2回目の受験で合格することができました。知識ほぼゼロの状態から始めたこともあり、学習期間だけをまとめると半年以上かかりました。
試験1回目までにやったこと
最初に学習に取り掛かったのは、定番のあずき本です。あずき本ですが現在はversion5が最新のようです。メルカリなどで安く売られてたりしますが、versionが古かったりするので最新版の購入をおすすめします。
意気揚々と読み始めましたが、本の内容は思ったより難しかったです。1ページ読むのに数時間もかけて進めていくような状態でした。また、LPIC101試験内容は記憶系の問題が多い印象でかなりの量のコマンドを覚える必要があり、それぞれのコマンドに更にオプションが何個もあったりするので覚えるのはかなり辛かったです。
なかなか思うように学習がすすまなかったので、下記のオンラインの動画学習の教材を取り入れてみました。
- はじめてのLinuxサーバー構築運用入門
- もう怖くないLinuxコマンド。
- 【公式】Linux Professional Institute 日本支部 LPI
- LPIC/LinuC(レベル1)試験対策
これらの動画をちょっとずつ見進めていき理解を深めていきました。
個人的には、Schooの「LPIC/LinuC(レベル1)試験対策」の動画が一番わかりやすくとても参考になりました。
動画教材を見つつ、あずき本も少しずつ学習を進めていき3,4ヶ月ぐらいかけ大体の理解できました。
そして、あずき本の問題も解けるようになったのでついに試験を受ることにしました。
結果は不合格。。
試験問題の印象ですが、初めて見る問題であずき本に載っていない内容が数多く出題されていた思います。間違って別の試験を受けているんじゃないのか?と思うほど、初見の問題が多かったです。
試験2回目までにやったこと
学習した時間と試験料16,000円ぐらいが無駄になってしまいショック過ぎて一度は心が折れてしまいましたが、しばらく休んでから他の受講者の記事を参考にして教材を変え、もう一度奮起して勉強することにしました。
今回は他の受講者がおすすめしていたスピードマスター問題集とPing-tという学習サイトを取り入れてみました。
スピードマスター問題集はその名の通り問題集ですがそれぞれの詳しい解説があります。Ping-tは模擬問題を学習できるサイトで101の問題は無料で使うことができます。
一回目であずき本などを学習していたこともありスピードマスターは割と理解が早かったと思います。しかしあずき本に載っていない内容も多かったです。
今回は上記の2教材をメインに2,3ヶ月ぐらいかけて学習しました。スピードマスターの問題はほぼ記憶しPing-tの擬似問題もいい点数を取れるようになったタイミングで二回目の試験を受けました。
結果的には無事に合格することができました!
まとめ
LPICの勉強を通じて、サーバーサイドにも触れることができ、自分の知識の幅を広げることができたと思います。
LPIC102も受験しようと思っているので、101を学習した内容の反省点を改めて見直してみました。