instantNeRFを2023年1月版に実装されたビデオ生成機能を試しました。
今回使用したgithubのSHA1は690e083でした。
業務外の個人的な検討活動です。
テストデータ
sketchfabのNefertiti statueを使用させていただきました。ありがとうございます。
instant-ngp.exe
GUIの実行ファイルは2022/12/20にtestbed.exeから名前が変わったようです。
testbed.cu
ソースコードを覗いていたところ、"Export video"というメニューを見つけました。
昨年末に確認していたtestbed.exeからはビデオ出力はできなかったので、instant-ngp.exeを実行して確認してみました。
Export video
起動した時点ではメニューに現れませんでした。
カメラパスを設定し始めるとcamera pathウィンドウの下の方にメニューが追加されました。ウィンドウを広げないと見えませんでした。
この設定の場合、約1分でレンダリングが完了しました。
比較 run.py
同じ条件のレンダリングをrun.pyから実行した場合は約2分かかりました。
(ngp) PS D:\git\instantNGP202301\instant-ngp>
python scripts\run.py --scene data\221214a --load_snapshot data\221214a\base.ingp --video_fps 60 --video_n_seconds 5 --video_spp 1 --video_camera_path data\221214a\base_cam.json --video_output data\221214a\videoPy.mp4 --width 1920 --height 1080
spp
Export videoにあるsppはモーションブラーを再現するために複数の画像をまとめるらしいので、画像をブラーさせたくない場合やレンダリング時間を早めに終わらせて確認したい場合は1にした方がよいかもしれません。
ビデオをレンダリングする場合、モーションブラー用に複数の spp を蓄積したいと思います。したがって、ターゲット spp に達した時点でフレームをダンプし、then のみリセットします。
(DeepLを使いました https://www.deepl.com/translator)
備考
githubのreadmeに書いてあるリンク先のyoutubeにはvideo exportのことを紹介していました。