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エンジニアのスキルアップに大切なマインドセットの話 〜 パラシュート勉強法とメタ学習

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はじめに

最近Qiitaなどで、最先端のエンジニアになるためのスキルセットといった内容の記事をよく見かけますが、どれも素晴らしい内容で、とても刺激になりますよね。

こんなスキルセットを身に付けられたら良いなぁと思いつつ、実際の仕事ではプログラムに触れる機会がないなど、思うようにスキルアップできず悩んでいる方もいらっしゃるのではないかと思います。

そんな方のために、スキルアップのために役立つマインドセットを紹介したいと思います。

パラシュート勉強法

たとえば仕事や学校で新しいプログラミング言語を使うことになったとき、基礎からコツコツ勉強できると良いですよね。

計画を立てて自律的に勉強できる人は本当に素晴らしいです。

一方で、三日坊主で続かないという人も多いんじゃないでしょうか。私も間違いなく後者のタイプです。

そういう人にオススメなのがパラシュート勉強法です。

パラシュート勉強法とは、必要なことを必要なときに都度学ぶという学習スタイルです。

たとえば、手元に参考書があったとしたら、最初から1ページずつ読むのではなくて、必要なことが書かれているページとその周辺だけを拾い読みするようなやり方です。

体系立った知識の習得よりも、まずは目の前の課題にフォーカスするやり方とも言えます。

これを繰り返していくと、点と点だった知識が線に、線と線が面になっていき、徐々に体系立った知識の習得につながっていきます。

パラシュート勉強法は、プログラマの界隈では遅延評価勉強法とも言われています。

遅延評価勉強法については、けんすうさんの記事がとても分かりやすいです。

勉強が苦手な人向けの「遅延評価勉強法」

やらざるを得ない状況に自分を置く

パラシュート勉強法/遅延評価勉強法にとって重要なのは、やらざるを得ない状況に自分を置くことです。

自分の会社の中で、自分が伸ばしたいスキルに関連するプロジェクトを見つけたら、あなたはラッキーです。マネージャーにジョインできないか聞いてみましょう。

もし会社の中で見つからない場合、周囲の人にいつまでに何をやると宣言してやらざるを得ない状況を作るのも一つのアイディアです。ブログやSNSで宣言するのも良いですね。

メタ学習

ITの世界は進化が早く、毎年新しいプログラミング言語やフレームワークが登場しますし、一所懸命学んだスキルが数年で陳腐化してしまうこともあります。

日進月歩のIT業界で現役のエンジニアとして活躍し続けるためには、絶えず勉強し続ける必要があります。

そのようなITエンジニアにとって最も重要なスキルは、スキルを身に付けるためのスキル、すなわちメタ学習のスキルを磨くことだと思います。

メタ学習というのは、勉強の仕方を学んでいくということです。

もし職場で興味のない仕事を任されたとしても、その中に新しい学びの要素があるのであれば、それはメタ学習のスキルを鍛えるチャンスです。

学習リソースの調べ方や、どういう順番で学べば効率的かを考えたりするのはもちろん、その知識をすでに持っている人にどのように質問すれば効果的な回答が得られるのかを知っていることも、立派なメタ学習のスキルです。

自分に合った勉強法を身に付けて、どんどんスキルを伸ばしていきましょう!

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