4
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

RSGT2025に参加したので感想と初参加時に役立ちそうなことを書く

Last updated at Posted at 2025-01-31

はじめに

こんにちは、こんばんはKAGのnakazawawaです。
2025/1/8~10にかけて開催されたRSGT2025に参加したので、感想等を残したいと思います。
私はRSGT初参加でしたので、その視点からのまとめになります。

※2025年開催の情報になりますので、翌年以降は異なる情報もあると思いますがご容赦ください

rsgt001.png

RSGTとは

RSGTは「Regional Scrum Gathering Tokyo」の略称です。
アジャイルスクラムを実践する人々が集まる集いと学びの場で、スクラムに関する知識を深めたり、他の参加者と交流したりすることができます。
オンライン+オフライン会場のハイブリット開催でした。

KAGはプラチナスポンサーを務めており、そのスポンサーチケット枠で参加させていただくことができました。
私自身は久々の社外イベントの参加で、RSGTも同僚から少し聞いた程度の理解で、あまり事前知識がない状態での参加でした。

使うツール

以下の2つのツールを使いますので、事前にインストールして操作に慣れておくことをおすすめします。

  • Discord
    • 運営からのお知らせ、参加者同士のコミュニケーション、セッション中のコメントなど
  • Zoom
    • セッションなどの動画視聴用

参加者に向けて事前にDiscordサーバー情報などが共有されるので、見逃さないようにしましょう。

Day0

1/7前日の夜に初参加の人向けのオンラインセッションがありました。現地の様子や事前知識の紹介があります。
最後の時間で5〜7人くらいのグループに分かれて自己紹介的なワークをしました。

一緒のグループになった人は初参加の人が多く「知り合いがいないのでとても不安だった」という点で共感し合えました。
Day0があることは同僚から30分前に教えてもらい参加したのですが、事前に顔見知りができるのは心強かったので参加して本当によかったです(笑)
初参加の人ほど可能なら参加しておくと、現地で会う約束を取り付けることもできるので良いと思いました。

Day1~2

Day1,Day2ではオープニングの後、午前はKeynote、午後はいろいろなセッションが聞けます。
好きなものを視聴することができますが、後日動画のリンクが共有されるため、後で見ることも可能です。

RSGT2025のタイムスケジュール

またワークショップや、アジャイルコーチに直接相談ができるコーチーズクリニックも並行して開かれています。
ワークショップは開催内容ごとで壁に付箋を貼る場所が用意されており、参加を希望する回に名前の付箋を貼って参加表明するスタイルでした。

rsgt002.png

セッションはスクラムの基礎知識が深まる内容や、実際の業務で得た知見の共有、システム開発以外の現場での実践とそこから得られる学びなど、多岐に渡っていて面白かったです。明日からの業務で活かせそうなヒントも得られたので勉強になりました。

廊下

会場の廊下はコミュニケーションの場としても機能していて、あちこちで輪になって会話しているのを見かけました。セッション中も廊下で話している人たちを結構みかけました。
お話しした人の中には「セッションよりもこの場で会話ができることを重要だと考えている」と言っている方もいました。

Day3

Day3は会場にいるメンバー全員参加でのオープンスペーステクノロジー(OST)が開かれました。
OSTは参加者が自分たちでテーマを決め、グループを作り、自由に話し合う形式です。
運営の人によると「3日目はゆる〜い感じ」とのことでしたが、個人的には熱気を1番感じた日でした。
A~L列まで様々なテーマがありました。

rsgt003.png

会場の至る所で持ち寄ったテーマについて、激論が交わされていたように思います。
テーマの中にはネガティブなことに目を向けるものもありましたが、みなさんアジャイルの実践者だけあり、課題に目を向けることとその解決にむけた議論は望むところ、といった感じでむしろ一番人が集まっていたように感じます。

最後にクロージングKeynoteがあり、全日程終了となりました。

各日程後の飲み会

どの日も閉場後の時間は近場で飲み会という名のギャザリングが開かれています。
Day0で同じグループになった人と約束して行ったり、同じワークショップで参加したメンバーと行ったりで、本当にいろんな場所で開かれていました。
またディスコードで「どなたでも〜」というような声掛けがあり、そこに合流する流れもありました。

自分は飲み会参加についてはどの日程でもなにも決めずにいたのですが、大きなグループの移動の中に混ざったり、声掛けがあって混ざったりしました。
おもしろかったのは、お店の決定、人数配分などセッティングなどの段取りが澱みなく誰かしらが始めて爆速で決まっていったことです。自律性の高さがうかがえました(笑)
一緒のテーブルになった人たちとじっくり話すことができたのでとても楽しかったです。

コーヒーと撮影ブース

会場にはコーヒーが自由に飲めるコーナーがありました。
コーヒーをとりに行く途中で話しかけられ、話が盛り上がってしまい視聴したいのセッションの時間になりコーヒーをもらい損ねる、なんてこともありました。

また、撮影のプロの方に自分の写真を取ってもらえるコーナーなんてものもありました。
中々ない機会なので自分のプロフィール写真が欲しい方は気軽に撮影をお願いしてみてもいいですね(私も撮ってもらいました)

参加してみての感想

自分の仕事に活かせそうなヒントをセッション等の中で得られたのはもちろんありましたが、
3日間参加して何を感じたか、を考えてみると一言で言うならば参加者の「熱」でした。
スクラムやアジャイルを実践している、していこうとしている人たちが
自分なりの考えや悩みを共有しているという個人の「熱意」、それが生み出している場の「熱気」があったと思います。
最終日の後はそれにあてられたのか、私はクタクタになっていました(笑)
今回自分は尻込みしてしまいワークショップは出なかったのですが、次の機会があれば参加してみようかなと思いました。

初参加にあたって知っておいた方がいいこと

自分が思った点を簡単にまとめます

  • Day0 に出られるならぜひ出よう
    • 知り合いがいなくて不安な人ほどオススメです
  • ワークショップに参加したい人は名前を貼ってエントリーしよう
  • お昼はお弁当が用意されています
    • コーヒーが自由に飲めるスペースもあったよ
  • 名刺がある方はもっていくとたくさん交換できます
  • 毎日どこかで飲み会が開かれています。飛び込み参加も歓迎な感じです
    • 廊下で立っていると流れにのれるかも
    • 肝臓を万全にして行きましょう・・・
  • セッションなどの動画のリンクは後日共有されます
  • 英語のセッションは同時翻訳があるので、オフライン参加でも日本語で聞きたければzoomに繋げながら聞くと良いです
    • 会場でも同時翻訳の字幕表示はありました

おわりに

初参加で多少の不安もありましたが、たくさんの人と交流できたのでとても良い場を経験させてもらったなと思いました。
この記事がRSGTの参加を考えている人の一助になったら嬉しいです。

4
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?