iOSエンジニアに転職してもうすぐ2ヶ月。
今回は、社内でよく聞くアドテクの用語をメモしておく。多分随時追記。
純広告時代
純広告
各媒体が自前で提供する広告枠。
Yahoo!JAPANのトップページ右端のレクタングル広告など。
対義語はネットワーク広告。
アドネットワーク時代
アドネットワーク
広告配信ネットワーク。広告主はアドネットワークを使うことによって、アドネットワーク内の複数のWebサイトに一括で広告を配信できる。
アドネットワークの出現により、個人HPやブログなどにも簡単に広告を載せて収益を得ることができるようになった。
記事の内容やサイト訪問者の属性などによって表示される広告が変わる。
代表的なアドネットワーク
・Google Adsence
アドエクスチェンジ時代
アドエクスチェンジ
アドネットワークが登場して2年後(2010年)に登場した、「広告枠」取引市場。
広告主は、株式市場で株を取引するように広告枠を入札する。「広告枠」の仮想オークション会場とも言える。
RTB(Real Time Bidding)という仕組みで、広告枠が表示されるタイミングでリアルタイムに入札が行われ最も高い掲載価格で入札した広告が表示される。
単価は、クリック単価制ではなくインプレッション単位でいくらというもの。
代表的なAdExchange
・Double Click AdExchange
→ Googleが運営する世界最大のアドエクスチェンジ。
・Facebook Adexchange
DSP・SSP時代
DSP(Demand-Side-Platform)、SSP(Supply-Side-Platform)は、アドエクスチェンジ内だけではなく、複数のアドエクスチェンジとアドネットワークを跨いで、RTB(Real Time Bidding)を行う為のプラットフォーム(ツール)。
DSP(Demand-Side-Platform)
DSPは広告主側が利用する広告配信プラットフォーム。
代表的なDSP
・FreakOut
SSP(Supply-Side-Platform)
広告枠を提供する媒体側が利用するプラットフォーム。
代表的なSSP
・GENIEE
・AD GENERATION
DSPとSSPの連携
SSPは広告の表示時に、訪問者をカテゴライズし(40台女性とか)、その情報をDSP側に伝える。DSP側では、広告主の間でオークションが行われ、最も高い金額を提示した広告主の広告がSSP側に送られ表示される仕組み。
これが全てリアルタイムで行われる。