コマンドの個人復習メモ
#rmとは
rmコマンドはremoveの略で、基本的にファイルを削除するコマンドです。
rm ファイル名1 (ファイル名2 ファイル名3) # 並べれば複数可能
#特徴
###そのままではフォルダは削除できない
sampleFoldrフォルダを作って削除しようとすると「sampleFoldrはディレクトリです」というエラーが出ます。
mkdir sampleFoldr
rm sampleFoldr/
**エラー**
rm: sampleFoldr/: is a directory
###削除して良いかめっちゃ聞いてくる
毎回、削除してよいか聞かれます。消して良い場合は「y」を押して「エンターキー」をおします。
削除したくない場合は「エンターキー」だけ押せばスルーされます。
touch sampleFile
rm sampleFile
remove sampleFile? y # 削除して良いか聞いてくる
sampleFile # 削除したファイルが表示される
#オプション
オプション | 利便性 | 説明 |
---|---|---|
-r (--recursive) | ◎ | フォルダを中身ごと削除できる |
-f (--force) | ◎ | 確認されず削除できる |
-i (--interactive) | 削除前に確認する |
##サンプル
###-r (--recursive)
``先ほどrm
コマンドだけでは削除出来なかったsampleFoldrフォルダですが、`-r`オプションをつけるとフォルダを削除できるようになります。
rm -r sampleFoldr
examine files in directory sampleFoldr? y # フォルダの中身削除してOK?
remove sampleFoldr? y # フォルダも削除してOK?
sampleFoldr # 削除したフォルダ名
###-f (--force)
削除して良いかの確認入力なしで削除されます。
便利ですが非表示になるのは確認メッセージだけでなく、エラーメッセージなども非表示になってしまうため、予期せぬ挙動が発生しても知る術がなくなってしまうので、注意が必要です。
rm -f sampleFile
sampleFile # 削除したファイル名
###-i (--interactive)
削除して良いかの確認入力なしで削除されます。
(オプションをつけなくてもデフォルトで聞いてくれます)
rm -i sampleFile
remove sampleFile? y #削除して良いか聞いてくれる
sampleFile # 削除したファイル名