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ER図の線や図の意味まとめてみた

Last updated at Posted at 2023-10-06

はじめに

こんにちは、2年目のエンジニアです。
最近、ER図を書こうと思ったら
わからないことだらけだったので、勉強がてらまとめてみました。
ER図には主に「IE記法」と「IDEF1X記法」の2種類あるのですが、
今回はIE記法についての基礎知識を簡単にまとめようと思います。

目次

  • そもそもER図って何?
  • IE記法とは
  • ER図の基本
    • エンティティとは
    • アトリビュートとは
    • リレーションとは
    • カーディナリティとは
  • 作成に使っているツール
  • 最後に

そもそもER図って何?

ER図とは、データベース設計で用いられる設計手法です。
『エンティティ』『アトリビュート』『リレーション』『カーディナリティ』と呼ばれる
オブジェクトで構成されています。
データベース設計において、基本となる設計手法となります。

IE記法とは

IE記法とはER図の記法の1つとなります。
もう一つのIDEF1X記法に比べ、リレーションが直感的に理解しやすいという特徴があります。
直感的に理解しやすいため、初めてER図の作成する人にはおすすめです。
今回はこちらの記法をベースにまとめていきます。
ちなみにIE記法とIDEF1X記法の違いはカーディナリティのみとなります。

ER図の基本

ER図は、これから紹介をする4つのオブジェクト、
『エンティティ』『アトリビュート』『リレーション』『カーディナリティ』を組み合わせて作成を行います。

スクリーンショット 2023-10-05 17.43.52.png

エンティティとは

データのひとまとまりのことです。
エンティティの中にアトリビュート(属性情報)があり、
エンティティとエンティティをリレーションで繋いでいます。

アトリビュートとは

エンティティの中の属性情報のことです。
アトリビュートの中で「主キー(PK)」「外部キー(FK)」も記載し、
主キーとなるものはテーブル名のすぐ下に記載され、左に「PK」という記載もします。
外部キーとなるものは対処のカラムの左に「FK」と記載します。

リレーションとは

エンティティとエンティティの間にある線で、エンティティ同士の関係を表現する線となります。
リレーションの詳細はカーディナリティとと言われる記号を用いて表現します。

カーディナリティとは

「1対1」「1対多」「多対多」などとリレーションの詳細を表す記号となります。
記号の種類は下記のようになっています。
スクリーンショット 2023-10-05 18.06.16.png

作成に使っているツール

ER図を作成するときは、何かツールを使って作成すると便利です。
ちなみに私はdraw.ioという図面作成ツールを使用しています。
ER図の他にも「フローチャート」、「組織図」、「ネットワーク構成図」、「ワイヤーフレーム」などの作成が可能です。
他にも色々なツールがあるので、自分に合ったツールで作成するといいと思います。

最後に

今回は『そもそもER図とは何か』、『ER図で必要となるオブジェクト』についてまとめさせていただきました。
最後まで見ていただきありがとうございます。

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