概要
前回の記事はネットワークとは何か、ネットワークの3種類(LAN、WAN、インターネット)、ネットワークトポロジ(バス型、リング型、スター型など)の説明をしました。
今回はその続きの内容となり、ネットワークの通信方式やプロトコルについて説明していきます。
前回の記事は下記のものとなります。
こちらの記事を読んでからの方が理解しやすいと思います。
是非、こちらも読んでみてください。
対象とする読者
- ネットワークの基礎から学びたい人
- 前回の記事を読んだ人
- これからIT業界で仕事をしようと考えている人
- CCNAの資格を取ろうとしている人
通信の方式
ネットワークで通信行う際には宛先の指定により
ユニキャスト、ブロードキャスト、マルチキャストの3つの通信方式があります。
まずはこの3つの通信方式について説明します。
※一般的なLANの場合は通信する際に、宛先をみなさんがよく耳にするアドレスというもので指定するのですが、それぞれの通信の方式で使用するアドレスは異なります。
ユニキャスト
ある特定の宛先に対してのみデータを送信する方式です。
1体1での通信となり、通信したい相手を指定するアドレスを使用します。

ブロードキャスト
不特定多数に対して同じデータを送信する方式です。
1体多での通信となり、全体宛を意味するアドレスを使用します。
ブロードキャストを意味するアドレスを宛先に1つのデータを送信すれば全体に送信できますが、
通信を必要としていない端末にも通信が届いてしまいます。
そのため、ブロードキャスト通信を多く使用するとネットワークに負荷がかかります。
※全体宛と言っても、同一のネットワーク(IPアドレスが同じネットワーク)範囲内の全端末という意味となります。

マルチキャスト
ある特定のグループに対して同じデータを送信する方式です。
1対グループの通信となり、グループを指定するアドレスを使用します。
マルチキャストを意味するアドレスを宛先に1つのデータを送信すれば特定のグループに送信ができます。
通常の集線装置の場合、マルチキャスト宛でも全端末に届いてしまいますが、
受信した端末はアドレスを見て無視できるため、ブロードキャストほどの負荷はかかりません。
設定次第で必要な端末にのみ転送可能になるため、効率的な通信方式となります。

プロトコルとは
コンピュータ同士でデータのやり取りを行う時にデータをどのような形式でどのような手順で送るのか
または受け取るのかという規則を定めたものをプロトコルと言います。
ネットワーク上での通信手順や規約を定めたものは通信プロトコルと言います。
例えば買い物をするときに、商品をとって、レジに向かって、商品を店員に渡して、お金をはらって・・・というように手順と規則があります。
このようにデータの通信もプロトコルで決められた手順や規則に沿って実行し、ネットワークが機能します。
また、プロトコルは1つのみではなく複数存在します。
その複数のプロトコルを階層的に構成したものをプロトコルスタックと言います。
プロトコルスタック
通信する際に必要となる機能を階層化し、それぞれの階層に対するプロトコルを定義したものとなります。
階層の考え方の代表例としてはOSI参照モデルとTCP/IPモデルがあります。
最後に
以上となります。
今回は通信方式とプロトコルについて説明しました。
次はOSI参照モデルについて説明をしようと思います。
OSI参照モデルについての記事は下記のものとなります!
是非、見てください!