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ejsの使い方

Last updated at Posted at 2024-06-26

はじめに

最近、Webサイトを作成する際にejsを使用したので、使い方をまとめようと思います。

ejsとは

主にJavaScriptで使用されるテンプレートエンジンで、HTMLの中にjavascriptの構文を埋め込むことができます。

インストール

Node.jsがインストールされているか確認する。

以下のコマンドを実行し、バージョンが表示されればインストールされています。
インストールされていない場合はこちらからインストールしてください。
https://nodejs.org/en

node -v

npmがインストールされているか確認する。

以下のコマンドを実行し、バージョンが表示されればインストールされています。

npm -v

インストールされていない場合は以下のコマンドを実行してください。

npm install -g npm

package.jsonを作成する

npm init

ejsをインストールする

npm install ejs

下記のようにpackage.jsonにejsが表示されたら成功です。
package.png

記法

ejsを利用するには名前を「views」にしたフォルダを作成し、その中に拡張子を「ejs」にしたファイルを作成します。
f6gxk546.png

コメント用タグ <%# %>

この中にコメントを記述することができます。
HTMLには表示されません。

test.ejs
<%# これはコメントです。 %>

コード用タグ <% %>

この中に、javascriptを記述することができます。
繰り返しや条件分岐なども使用できます。

test.ejs
<% let temp = "Hello World"; %>

forやwhile、for ofなども使用できます。

繰り返し
<% for(let i = 0; i < 5; i++){ %>
//ループさせたい処理
<% } %>

if、switchなども使用できます。

条件分岐
<% if(temp === ''){ %>
//処理
<% }else{ %>
//処理
<% } %>

出力用タグ(エスケープ)<%= %>

この中に、出力したいコードを記述すると、エスケープされて出力されます。

test.ejs
<% let temp = "<p>Hello World</p>";%>
<%= temp %>
出力されたHTMLファイル
&lt;p&gt;Hello World&lt;/p&gt;
Chromeの開発者ツールの表示
"<p>Hello World</p>"
表示
<p>Hello World</p>

出力用タグ(エスケープなし)<%- %>

この中に、出力したいコードを記述すると、エスケープされずに出力されます。

test.ejs
<% let temp = "<p>Hello World</p>";%>
<%- temp %>
出力されたHTMLファイル
<p>Hello World</p>
表示
Hello World

おわりに

今回、ejsの使い方を紹介させていただきました。
タグの中にコードを記述するだけなので、結構簡単に使えると感じました。
今回紹介した内容以外にもできることがあるので、機会があれば使ってみたいと思います。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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