自己紹介
- @nakamura_tsuyo4
- 2010/11/01入社
- メディアアライアンス事業のエンジニア
- 他社と一緒にアフィリエイトポイントサイトの運営
- アドテクにちょっと在籍
- クラウドファンディング事業(今ここ)
目次
- サービスの内容の話
- 市場規模的な話
- 立ち上げから今までの話
- 技術的な話
サービスの内容の話
Makaukeのサービス内容
- 群衆(Crowd)から資金調達(Funding)を実現するプラットフォーム
- 実行者と呼ばれるプロジェクトオーナーがいて支援者と呼んでるサポーターを繋ぐサービスがMakuake
- C2C事業だけどB2C2C事業的な感じに近い
こんな感じ
クラウドファンディングの3つの種類
購入型
- 支援をするサポーターは売買契約になる
- 金銭以外のリターンが手に入る。ECみたいな感じに近い
寄付型
- あくまで寄付なので何もリターンはない
金融型
- 投資型、株式型、融資型とまたあるけど、まぁ投資して、金銭のリターンがもらえる
Makuakeは購入型クラウドファンディングです
どんな役割の人がいるか
キュレーター
- プロジェクトの実行者とタッグを組んでプロジェクトの成功までサポート
- ページの制作から、戦略まで全面的にサポート
広報
- 社内外を含めた新聞・雑誌・テレビ・ネットのメディアの広報活動
開発
- プラットフォームの運用・保守・開発
市場規模的な話
市場規模感
非公開
立ち上げから今までの話
振り返るといろいろあったけど(一部省略)
2013/8/7 launch
一応リリースお祝い
現在
- 2016年6月現在会員数xxx人
- 累計支援額xxx円
- 累計プロジェクト数xxx件
技術的な話
利用している技術ざっくり
意外に色々使ってる
デバイス
PCとスマホのWeb版のみで展開
ネイティブアプリとかはないです
押し寄せる課題
- 垂直立ち上げの代償でテストコードがない
- リリースの度に不具合。むしろ毎日出てる
- E2Eテストがない
- ひたすら手動テスト。ツライ
- 各サービスのバージョンが古くメンテできない
- 手動オペレーションが多すぎて1日運用で終了
- 予算上シングル構成が多くボトルネックになりやすい
- 目に見える新機能ばかり価値が置かれる文化
- 価値観の齟齬
- ツライ
向き合う&戦う
というかそれ以外の選択肢がない
課題に対して
- テストコードの価値を置いて、書いた
- カバレッジで見える化しながら頑張った
- 80%をいいところにがんばった
- Seleniumやったけどメンテコスト高すぎてCapybaraへ移行して頑張ってる
- DevOpsと声をあげて価値を分かってもらい頑張ってる
- 3回手動対応したら自動化へ、Botの活用
- エンジニアリング文化・仕事内容の理解を継続的に訴える
- 人増やすよりコスト減の外部ツールの積極活用
http://www.slideshare.net/tsuyoshinakamura/ss-52528562
http://qiita.com/nakamura-tsuyoshi/items/a66da8a9e926abeee2da
開発スタイル
- HRT(Humility/Respect/Trust)が基本
- GitHubのPRにコンテキストを残しながら
- エンジニアが少ないので全員でreview、LGTM
- [nits][must][IMO]とか使ってます
- ビジ側から見た改善PRとエンジニアから見たシステム改善PR両方ある
- 小粒なシステム改善はslackで話して良ければやる
- または既にPR作ってreviewで判断
- 自身の中長期OKR色が影響されてる感ある(良い意味でね)
- 社内フルオープンにしてる
- 純粋なエンジニアは自分を含め4名
- デザイン+フロントコーディング2名
技術文化的な話
- 週一の持ち回りで技術勉強会の実施
- 大きめの改善をしたい場合はエンジニア全員集合して、ピッチ。どうするかまとめる
- 影響度合いによってビジ側にも共有or相談
最近学習した事
システムアーキテクトと組織構造が一致しないとツライ
何がツライって
- 結局システムを使うのは人なのでシステムだけをupdateしても効果が薄い
- 使いこなす人(エンドユーザではない)のupdateも必要
- ただ、使う人に合わせてシステムを作っても事業成長が鈍化すると思ってる
- 程よい先を行ったシステムが良いっぽい。まだ試行錯誤