最近のHome Automationの動向をつらつらと書いていきます
スマート赤外線リモコンでテレビの操作
nature remoなどでテレビを操作する場合、ある課題にぶち当たる。
電源のOn/Offが同一の信号になっている点だ。
課題:OnにしたいのにOffになってしまう
HomeAutomationはスマート赤外線の操作だけでなく
- 付属リモコン
- PS4やSwitchなど接続機器によるWake Up
- 手動操作
が想定される。
つまるところ、コントローラ側でテレビのステートを持たせたステートフルな操作が必要
しかし赤外線はステートフル
対策:HDMI CEC操作
上にも書いた通り、PS4などを点けるとテレビも勝手に起動する機能があります。
それはHDMIのCEC信号を送信すると操作できるそうです。
また、音量操作や入力切替もできるそうです。
家電を視覚化したい
おすすめはこれ
Dockerだと動作しないので(Host Networkで動作)、ラズパイ1台まるまる動作させる必要がある
利点としては
- プラグインが作成でき、ある程度自由に拡張できる(Nature Remoの拡張等)
- アプリ版もある
- DashBoardがある
- 保存先をS3やDBへ変更できる
- 見た目がイケてる
IoT標準化団体 Matter
以前はCHIPというワーキンググループだったが、標準規格として発表する際にMatterへ(2021)
GoogleやApple、Amazonはこれに準拠していく方針を打ち出しており、ベンダーの対応が1企画に集約される。
(厳しすぎて対応数が少なすぎるApple HomeKitが普及するかも)
おすすめのIoT製品
スマートロック
Sesame3一択
他の製品は月額などが発生したりで、ランニングコストが高い。
Sesame3は買い切りでOK+本体代が安い(本体+Wifiドングルで1万円以下)
兄弟製品の自転車鍵のSesameサイクルもおすすめ。
スマート赤外線
nature remoがおすすめ
- APIが公開されている
- ローカルAPIも公開されているので、サービス終了しても問題ない
- 赤外線の送信本数が多いのか、SwitchBotよりも届きやすい
QNAP
スマート家電ではないですが、Dockerも動いてRAIDもホットスワップもやってくれる便利なNAS。
ラズパイの保存先ディスクとしてつかっていますが、とても有能。大体のことはGUIポチポチで済みます。
NFC
iOSにはアプリの呼び出しやちょっとしたスクリプティングが実行できるショートカットが提供されている。
iPhone12からはNFCをトリガーにショートカットの実行が可能になっており、
NFCシールを張り付けて、iPhoneでスキャンすると呼び出すことができる。
例えば、鍵の開錠をトリガーにしたNFCを玄関前の郵便受けに着けておいて、スキャン→玄関にたどり着くころには開くといったことが可能になる。
ただ、読み取り感度が悪く使いづらいとこもある