背景
- ちょっと手を入れた同じAMIを使って複数Instanceを立ち上げたり、VM Cloneしたものを利用したときに起こる
- Bridge I/FやVXLAN I/Fなどを作成すると、別のNodeなのになぜか同じMACアドレスでNICが作成されてしまう
- おかげでそのNode間の通信がうまいことできなくなる
TL;DR
- systemd v242 からMACアドレスをrandomに生成せず、一定条件で作成されたものを保持し続けるようになった
- 元ネタは
/etc/machine-id
なので、別Nodeに転用するときはこれを再作成してあげる必要があるようだ- 具体的にはこんな感じ
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# 改行なし空白で /etc/machine-id を上書き root# > /etc/machine-id # machine-id を再作成 root# systemd-machine-id-setup # AMI化するならAMI化直前とかに削除しておくと、次回起動時に自動生成される root# rm -f /etc/machine-id root# touch /etc/machine-id
- もしくはMACアドレスの生成ロジックをrandomにしてあげる
/etc/systemd/network/90-bridge.link
[Match] # 設定するNIC名 OriginalName=br* # デフォルトはこれがstableになったっぽい? [Link] MACAddressPolicy=random
つまり、AMI化したりVM Cloneするときはちゃんとmachine-idをリセットできるようにしましょうねってことでした
背景
なんやかんやあって、仮想NIC周りにMACアドレスが生成できないものがあってstableにしないといけなくなったようだ
詳しくはこれを見たけどよくわからなかったようだ
https://github.com/systemd/systemd/commit/6d36464065601f79a352367cf099be8907d8f9aa