みなさんPayPayガチャ楽しんでますかー?はい、私は4連敗しています。
そんな VALU Advent Calendar 6日目は、PayPay で購入した商品をあれしてこうして・・・おっと、えらい人から NG が出たので、個人的に今年1年試行錯誤したマイニングに関して振り返ってみようと思います。
なお、以下のコメントはなかめぐろ個人の見解であり、所属企業の見解ではありませんので十分ご理解の上お読みください。
2018年1月
BTCJPY 200万越えの余韻冷めやらなぬ中、GPUマイニングを開始。まだ、マイニングプールの仕組みがよくわかっておらず、掲示板に情報がまとまってたモナコインを掘り始める
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数量があまり掘れず、楽しくない
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マイニング仲間にお勧めされたXSH(シールド)というアルトコインを掘り始める
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1XSH = 6円とかだったので、ザクザク掘れる。楽しい!
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1/8に 1XSH = 20円位まで吹き上がり、「ワーイ、このペースなら3か月ぐらいで機材に投資した分回収できるかも?」と毎日収支トントンデーを数え始める(フラグ)
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イナゴのように XSH を狙うマイニング勢が押しかけ、掘れる量が減っていく
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利用していた XSH 対応の取引所がサーバーダウンして、預けてた XSH が消えてしまうorz
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親方!580億円分のXEMが!(以下略
<コメント>
はい、1月からすでに波乱の幕開けです。1月のアルトコイン相場楽しかったですね。どんな詐欺っぽいアルトでもそれなりに値段がついて、そういった詐欺コインをpumpしてた方はさぞ潤ったことだと思います。モナコインも今の10倍ぐらいの単価だったこともあり、数量が掘れず、かといって年初からGPUの価格が跳ね上がって新しく機材を調達するコストをかける勇気もなく、で煮詰まっていました。
そんな折に教えてもらった XSH が輝きまくっていたのですが、運よく吹き上がるタイミング前から掘っていたものの、急速にハッシュレート(マイニングマシンの能力を表す数値、特定の通貨にハッシュレートが多く集まるということは、機材あたりの仮想通貨報酬が減るということ)が落ちて右往左往したのを覚えています。
2018年2月
XSHがいよいよ数量も掘れず、単価もじわじわと下げていく。
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1月に彗星のごとく現れた アルトコイン向けASICマイナー(Bitmain A3) 、一気にハッシュレートが10倍になり、初期に買ってヤフオクで転売した人だけが儲かるという切ない結果になる。
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XSHに見切りをつけて、モナコインを細々と掘り続ける。
<コメント>
1月末の事件で一気に相場が冷え込み(今から思うとそれでもまだアツアツですけど)、XSHは、マイニングのソフトをチューニングしたり、マイニングプールを日本で知られてないけど割のいいところに切り替えたりしながらだましだまし掘っていたものの半減期(採掘報酬が半分になるタイミング)も来たりして、いよいようま味がカスッカスになったので、モナコインを掘っていました。おかげで昨冬はエアコンを一度も使わずにマイニング暖房でいつでも部屋があったまっておりました。懐は寒いのにorz
2018年3月
確定申告の計算が大変でテンパる
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春が近づくにつれて、マイニング暖房が暑くなってくる
<コメント>
3月は特に大きな出来事もなく、GPUマイニングで掘るものがないなー、なんて思いながらダラダラしてました。
2018年4月
Antminer からETH用のASICマイナー(E3)が発表され、ASICマイナーに手を出すことにする(納品は7月)
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仕事の引継ぎにアップアップでマイニングは開店休業状態(モナコインを掘っても、電気代とトントンになってきた)
<コメント>
思いっきり煮詰まっていたところで、EthereumのASIC(専用ハード)マイニング機器きたー!とテンションMAXです。
そして、いよいよエアコンなしでは、GPUマイニングを続けるのがしんどくなり、24時間稼働をストップしました。今でも、ゲームマシンとして復活させるべきか悩み中です。メルカリで売れるかな?(無理っぽい
2018年5月~7月はそんなわけで、マイニング的には特に新しいニュースもなく、貸してもらったAntminer S9(BTC 用の世界で一番売れてるASIC機器)を試したものの、電気メーターが勢いよく回る様子におののいていたりしました。
2018年7月
Antminer E3の初期ロットが到着。専用ハードの圧倒的パワーに歓喜の舞いを踊る。
<コメント>
Antminer E3はS9ほど消費電力が高くなく、家計に優しかった(のに、GPUでETHを掘るよりも機材費も半額以下!)ので、今年の夏は家でエアコンで涼みながら、ETHを掘ってました。もうちょっとエアコン代節約しておけばよかったなーと思いますが、タラレバにもほどがありますね。とはいえ1か月に0.5ETHぐらい掘れたので、購入費の半分ぐらいは最終的に回収できたと思います。
GPUマイニングの機材費は・・・最後に答え合わせしましょうw
2018年8月
じわじわのETHの相場が落ちこんで、エアコン代を賄えなくなってくる。。。
<コメント>
ICOでのETH需要の減少などの影響なのか、綺麗に右肩下がりのチャートになっていき、世間一般よりは安い電力単価の我が家でも採算が取れなくなってきてしまいました。ASICマイナーでもダメなのか、日本でのマイニングつらみ。。。
2018年9月
BTCJPYは70~80万円をうろうろする中、BTCのハッシュレートが過去最高を記録
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知り合いから借りてるBTC用のASICマイナーは最新機種にも関わらず、採掘量も減って、日本(の家庭用電力)では利益でない状態に。
<コメント>
今年一番BTCが掘りづらかったのがこの時期です。1日ほっても300円ぐらいしか掘れなかったんじゃなかったかな。当時の最新機種で。
2018年10月
BTC用の次世代ASICマイナーの発表やら、発売のニュースが始まる。しかし、いいお値段するわ、最低ロットは強気だわで手が出ない
<コメント>
そういえば 某国内のでマイニングゴリゴリやってる会社さんも、ASICマイナーの発売延期しちゃってますけど、その後どうなったんですかね?
2018年11月
BCHのハードフォーク戦争でBitcoin ABCと Bitcoin SC陣営がガチでドンパチをはじめ、BCHのみならず他の仮想通貨の相場を勢いよく巻き込んでドンガラガッシャーンとなるorz
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Antminer が一番後発で?BTC用の次世代ASICマイナーを発売開始し、速攻で売り切れる(廉価モデルは販売中)圧倒的な低消費電力性能ヤバい
<コメント>
最初は、すぐに落ち着くだろうと思っていた方も多いと思いますが、ここまで相場環境を悪化させるとは想定外でした。とはいえ、12月にようやく
収束して、現在はBTCを掘っても、BCH(Bitcoin ABC)を掘っても、ほぼ同じ収益に戻っています。
というわけで、一瞬だけキタコレ!みたいにテンションがあがることがあったものの、おおむね長続きすることがなく、次から次へと
悪材料に翻弄されまくった1年で、個人的には大変苦しみました。
あ、GPUマイニングの機材費は3,4割しか回収できておりませんorz 今年の確定申告は気楽です。笑
以上、Qiitaっぽくない駄文に最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。