facebook login reviewを申請する（user_likes）

facebook login reviewとは

public_profile, friend_list, email以外の全てのpermissionはpublicなAppで使うためには、Facebook login review（FBに申請して審査員がOKする）が必要ということ。

permissionについて

大まかに分けて

1. read permission
2. publish permission

の2つがあり、Clientの部分でも書き方が異なるので、確認が必要

大体の手順

1. アプリ開発
2. ログイン部分を問題なく作る（まず公開せずにdevelopment modeで試すのが王道のよう（Publicにしてしまうと申請が通るまでそのPermissionを使えないので、見せることができなくなる））
3. 使うPermission部分を見せれるようにする
4. Submit（https://developers.facebook.com/docs/facebook-login/review/how-to-submit を読んで、提出）

難しい部分

Permissionの申請のために、Permissionをどうやって使ってるかをAPP上で見せないといけないという、矛盾しているような要求

解決策1 (Graph API explorerを使う(user_likes申請でもこれを利用))

1. Graph API explorerにAPPのAdminでログインし、自分のAPPを選択し、自分に直接申請しているPermissionを上げる。すると、AppからのAccessTokenがもらえるために、FBアプリとしては、そのPermissionをもらった状態でログインしたことになる。（確認方法は以下に示す。
2. この状態で、Client（iOS, Android, Webなど）からFBアカウントでログインしようとすると、すでにPermissionをとっているという画面が出るので、そのままContinueをクリックすると、申請するPermissionを持ったAccessTokenでログインすることができる
3. この状態で、Appが申請するPermissionを使った機能を示せればOkということになる！

ただし、この方法では、ログイン画面で、必要なPermissionをもらう部分がScreencastにできない（が、申請は通った）

のSettingsをクリックし、 Appをクリックすると、自分がログインしているAPPが出る。前にログインしたAccessTokenを無効にしたければ、ここで消せば良い。

解決策2（Test Userを使う(publish_actionを申請する場合に有効)）

FB APPにはTest Userというものが存在している。詳細は、以下のリンク参照

簡単にいえば、TestするためだけにUserを作れるというもの。

できること

1. FBへのログイン
2. Test Userのアカウントを使って自分の開発したAppへのログイン
3. Appを使ってFBのWallに投稿

できないこと

1. 実在ユーザと友だちになる
2. PageにLikeをする

なので、Publish Permissionを申請するためには結構使えるものである。
ただし、user_likes(read permission)を申請するのには使えない。FB上でLikeができないので、user_likesを使ってできる結果を見せようがない。

結論

user_likesを申請するのに使ったもの

1. APP内でuser_likesを使った直接の結果を見せる（必須）
2. userへuser_likesのあげ方は、graph API explorerを利用

欠けたもの：

1. Login画面での、Permissionの確認（Explorerであげたので、すでにログイン済みとなり、Permission確認画面がでない）

実際のところ、動画で細かく説明してあれば、実際にReviewerがどこまでチェックの必要がほとんど無くなる場合もあるので、今回は、動画に字幕をつけて説明した。

明らかにした部分：

1. FBでログインしてない時に、結果がない
2. ログインすると、FBのuser_likesがとれて、それによって、これが提供できる

という部分を書いてあげれば大丈夫な模様。

参考資料

以下の資料がとても参考になる