地域資源をまとめた資源マップ、資源カードの情報を多くの人と共有するためデジタル化を模索していました。内田先生のご紹介で認知症フレンドリーテックアイデアソンで提案することになり参加しました。
全く違う分野の方達とふれあって自分に足りないものが見えてきました。福祉分野の方と接していると思いや課題が共通しているので、そこを前提とした議論ができますが、認知症というワードや高齢者にとってなぜ社会参加が必要なのかなど。伝えることの難しさを知りました。そしてハッカソンに参加する自信がなくなりました。でも資源マップを読み返して、やっぱりこの情報を共有して認知症になってもそうでなくても住み慣れた場所で自分らしく暮らしてほしいという思いが強くなりました。毎日地域の皆さんと活動していると深刻化する地域課題から目を逸らすことはできません。
そして認知症フレンドリーテックハッカソンに参加しました。私の溢れる思いを理解し、苦手な部分を丁寧に教えてくれる最高のメンバーと出会い、『みんなで備える互助アプリ なかまのなかま』の製作がスタート。ハッカソンが終了しても活動は継続されました。
まだまだ完成には至っていませんが、コンテストに応募しながら形にしていけばいいねと話して、それぞれにアイデアを出し合っています。
その努力が実り、EnginnerDrivenDayで企業賞をヒーローズリーグでLINEAPI賞とenebular賞をいただくことができました。分野という垣根をこえて協働する。本当の意味での多職種連携が、どんな人でも自分らしく暮らしていける地域共生社会をつくっていくのだと気付きました。最高のご縁を授けてくれた認知症フレンドリーテックに感謝です。
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