本記事では、Railsのよく使うであろうコマンドについてまとめていきます。
目次
はじめに
私は、言語をはじめたてでコマンドを覚えていないときには
コマンドをメモに残すようにしています。
コマンドを覚えるまではそのメモからコピペして使用することが多いです。
この記事がRailsに慣れていない方にとって参考になると幸いです。
開発中よく使う
よく使うのですぐに覚えるであろうコマンド達です。
railsのアプリ起動
$ rails server
//短縮形
$ rails s
これでアプリの起動をし、確認することができます。
また、ctrl + C
でアプリ起動をやめることができます。
コンソールの起動
$ rails console
//短縮形
$ rails s
$ rails console --sandbox
以上のコマンドを使うとコンソールの起動ができます。
コマンドラインでrailsアプリケーションとのやり取りが可能になり、
コンソール上で行った操作はデータベースに反映されます。
反映したくない場合には、一番下に記述した--sandbox
のオプション付きの
コマンドで操作を行うと、終了時に変更をロールバックしてくれます。
テストの実行
$ rails test [オプション] [ファイルまたはディレクトリ]
以上のコマンドでテストの実行とデータベースのリセットを行います。
ファイルやファイルの行番号を指定してテストを行うこともできます。
何かを作りたい
新しいアプリケーション
$ rails new アプリケーション名 [オプション]
このコマンドを実行するとアプリケーションに最低限必要なフォルダやファイルが自動的に生成されます。このコマンドはアプリケーションを作る際に一度しか使わないので頻繁に使うとは言えませんが重要なコマンドです。
様々な種類のファイル
$ rails generate 作成したい物 名前 [オプション]
//短縮形
$ rails g 作成したい物 名前 [オプション]
作成したい物の部分にはcontrollerやmigration、modelなど作成したいものの種類を入れます。
それぞれの種類でどのようなファイルができるのかについてはこちらのページで分かりやすく説明されています。
また、名前にはそのファイルにつけたい名前を入れます。
このコマンドを使って自動生成したファイルの削除については以下のコマンドでできます。
$ rails destroy ファイルの種類 [削除するファイル名] [オプション]
//短縮形
$ rails d ファイルの種類 [削除するファイル名] [オプション]
データベース
$ rails db:create [RAILS_ENV = 環境]
このコマンドを実行するとdatebase.ymlの設定に従ってデータベースを作成します。
環境名を設定すると環境ごとでのデータベース作成ができます。
このコマンドを使って作ったデータベースの削除については以下のコマンドでできます。
以下のコマンドではdatabase.ymlの設定に従ってデータベースを削除します。
$ rails db:drop [RAILS_ENV = 環境]
先程と同じように環境を設定すると環境ごとでのデータベース削除ができます。
マイグレーション関係
マイグレーションはデータベースの設計書のようなものです。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
未実行のマイグレーションファイルの実行
$ rails db:migrate [VERSION = バージョン番号] [オプション]
実行の流れとしては以下のとおりです。
- rails db:migrateを実行
- schema_migrationsテーブルを調べ、存在しなければ作成
- db/migrateディレクトリ内のすべてのマイグレーションファイルを調べる
- データベースの現在のバージョンと異なるバージョンがあった場合、データベースに適応
5.schema_migrationsテーブルの更新
マイグレーションの状況を確認
$ rails db:migrate:status
どこまでマイグレーションファイルを読み込んだのかわからなくなったときに便利なコマンドです。
ミスした際にもよく使うコマンドですので覚えておいて損はないと思われます。
テーブルの初期化
$ rails db:migrate:reset
テーブル内のデータを一度消したい場合に使います。
データベースに初期データを入れる
$ rails db:seed
以上のコマンドで初期データの設定ファイルに入れた内容をデータベースに読み込むことができます。
まとめ
私がよく使ったなと思ったコマンドをまとめてみました。
網羅はできておりませんのでそのほか必要なコマンドは自分で調べてみてください。
また、記述に不備などございましたらコメントして頂けると幸いです。
参考・引用