今回は毎回わからなくて困っていたアロー演算子について説明していこうと思います。
過去の記録を遡ってみるとアロー演算子がわからなくて調べるのは3回目でした。
図にもしてみたのでわかりやすくなっているかと思います。
アロー演算子を一言で表すと
クラスの関数(メソッド)や変数(プロパティ)を使うためのツール
です。
これから具体的に説明していきます。
クラスとは
関数(メソッド)や変数(プロパティ)を持つオブジェクトの雛形です。
オブジェクト指向とは??ということについてはこちらの記事が参考になります。
クラスのコードの例は以下の通りです。
class クラス名{
public $プロパティA = "プロパティA";
public $プロパティB = "プロパティB";
public function メソッド名(){
//処理内容
}
}
例えば"表紙の色"と"ページ数"を決めてノートを作る例を考えてみましょう。
その場合上記のコードは以下のように書くことができます。
//ノートの設計図クラスnotebook
class notebook{
//ノートの表紙の色、初期値は青色
public $color = "青色";
//ノートのページ数、初期値は50
public $pages = "50";
//ノートを作成するメソッドcreate
public function create(){
echo "このノートの表紙は" . $this->color . "で" . $this->pages . "ページあります。";
}
}
この時createでは$this->color
と記述することで、クラス内のプロパティであるcolor
の内容を呼び出しています。
インスタンスを作る
先ほど作った設計図(クラス)を元に実体(インスタンス)を作っていきます。
インスタンスを作るには以下のように記述します。
$インスタンス名 = new クラス名();
//notebookクラスのインスタンスを作成
$mynotebook = new notebook();
関数を呼び出してみる
ではアロー演算子を使ってクラスnotebookの機能を使ってみます。
//関数createの呼び出し
$mynotebook -> create();
呼び出すと、「このノートの表紙は青色で50ページあります。」と出力されます。
変数を呼び出してみる
ではnotebookの変数を呼び出し、表紙の色やページを自分好みに変えてみます。
//表紙を黄色にする
$mynotebook -> color = "黄色";
//30ページにする
$mynotebook -> pages = "30";
//関数createの呼び出し
$mynotebook -> create();
以上の場合「このノートの表紙は黄色で30ページあります。」と出力されます。
まとめ
これまでのやったことを図にまとめると以下のようになります。
(文字が読みにくかったら申し訳ありません。)
少しでも理解していただけると幸いです。
読んでいただきありがとうございました。
参考・引用