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【Salesforce】レコードデータの一括削除方法について

Last updated at Posted at 2025-01-15

概要

Salesforceのレコードデータを一括で削除する方法を記載する

削除方法

  • 標準機能の一括削除
  • データローダ
  • 開発者コンソール

標準機能の一括削除

標準オブジェクトの取引先リード活動取引先責任者ケースソリューション商品レポートに対応

注意点

  • 一度に削除できるレコード数は最大250(公式ドキュメント
  • 他データに関連しているレコードを削除する場合は関連するレコードデータごと削除される

レコードデータを削除する手順

  1. 歯車マークをクリックし、クイック検索で一括削除と入力してクリックする
    スクリーンショット 2025-01-09 14.32.02.png

  2. 削除したいレコードのオブジェクトを選択する
    スクリーンショット 2025-01-14 15.24.24.png

  3. レコードの項目ごとの抽出基準を設定し、検索をクリックする
    スクリーンショット 2025-01-15 11.51.02.png

  4. 削除したいレコードのチェックボックスにチェックを入れて削除をクリックする
    スクリーンショット 2025-01-15 11.52.36.png

データローダ

標準オブジェクトやカスタムオブジェクトなど様々なオブジェクトに対応

レコードデータを削除する手順

  1. 削除したいオブジェクトのレコードデータが含まれるレポートを作成する

  2. レポートの条件で、抽出設定を行う
    ※レポートには「SalesforceID」を必ず含める
    スクリーンショット 2025-01-15 11.55.42.png
    スクリーンショット 2025-01-15 11.57.00.png

  3. レポート画面の「▼」マークからエクスポートをクリックしてCSVファイルをエクスポートする
    ・エクスポートビュー:詳細のみ
    ・形式:カンマ区切り形式(.csv)
    ・文字コード(Windowsの場合):日本語(Windows)
    ・文字コード(Macの場合):Unicode(UTF-8)
    スクリーンショット 2025-01-09 17.20.55.png
    スクリーンショット 2025-01-09 17.20.19.png

  4. データローダを起動し、Deleteをクリックする
    スクリーンショット 2025-01-10 1.46.25.png

  5. ログイン情報を入力して、削除する対象オブジェクトを選択し、エクスポートしたCSVファイルを選択する
    スクリーンショット 2025-01-14 15.18.09.png
    スクリーンショット 2025-01-14 15.01.53.png

  6. Salesforce IDのみをマッピングする
    ※id以外はマッピングできないため、idのみをマッピングする
    スクリーンショット 2025-01-14 15.09.34.png

  7. データローダの動作後に結果を格納するフォルダを選択して、Finishをクリックし、最終確認もはいを選択する
    スクリーンショット 2025-01-14 15.10.21.png
    スクリーンショット 2025-01-14 15.13.13.png

  8. その後、結果が表示されて、全件がSuccessとなっていれば問題なく完了
    スクリーンショット 2025-01-15 12.00.50.png

開発者コンソール

標準オブジェクトやカスタムオブジェクトなど様々なオブジェクトに対応
※API参照名などを間違えると、削除するつもりのないレコードが削除される恐れのあるため、物凄く注意する必要がある。

注意点

  • ガバナ制限50,000に抵触する可能性がある(公式ドキュメント
  • 条件を指定しないと選択したオブジェクトの全てのレコードが削除される

レコードデータを削除する手順

  1. 歯車マークをクリックし、開発者コンソールをクリックする
    スクリーンショット 2025-01-14 11.45.26.png

  2. 開発者コンソール画面が表示されたら、Debugから、Open Execute Anonymous Windouwをクリックする
    スクリーンショット 2025-01-14 11.46.18.png

  3. コードを入力し、Executeをクリックする
    スクリーンショット 2025-01-14 11.48.08.png

  4. Statusが完了になれば成功
    スクリーンショット 2025-01-14 11.54.04.png

削除コード

delete [Select Id FROM 削除するオブジェクトのAPI参照名];

例)取引先オブジェクトの場合

delete [Select Id FROM Account];

例)カスタムオブジェクト(API参照名:Custom__c)の場合

delete [Select Id FROM Custom__c];

例)取引先オブジェクトで条件を指定した場合
※レコード名に「レコード」と含まれるレコードが削除される

delete [Select Id FROM Account WHERE Name LIKE '%レコード%'];
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