JS雑記1 - スコープについての理解

スコープ問題において var でも解決できるが非推奨。また、他に基本に忠実で最適な解決策はある

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サンプルコード

以下のようなコードで考える

• このコードにおいて ReferenceError が出てしまうのは変数 a がブロックスコープに属する関係で参照できないのが原因と分かる

function fn() {
  if(true) {
    let a = 'fn called';
  }
  return a; //=> ReferenceError: a is not defined
}

const result = fn();
console.log(result);

• "ブロックスコープ"が原因であるならば var の特性である「ブロックスコープを無視する」で解決可能
  • ただ var 自体が非推奨であるのと関数スコープ内のスコープ汚染の原因にもなるので好ましくない。

【メモ】

• 関数宣言もブロックスコープに属さない特性を持つ（そもそもグローバルスコープだから）
  • 関数式は違う

【非推奨】varで解決する

function fn() {
  if(true) {
      var a = 'fn called';
  }
  return a;
}

const result = fn();
console.log(result);

【解決策】参照元と参照先のスコープを合わせる

• 基本的な話『参照元と参照先のスコープを合わせれば良い』（参照元 = 宣言元）
  • JS なら undefined が自動で入る
  • Ruby だと nil を入れなければならないかもしれない？

function fn() {
  let a;
  if(true) {
      a = 'fn called';
  }
  return a;
}

const result = fn();
console.log(result);