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ゲストアカウント(ユーザー)の概念を追加する時に最低限考えるべきこと

Last updated at Posted at 2018-05-21

ゲストユーザーとは

正規のユーザーではないが、特別に利用を許可されたユーザー
多くの場合は一時的に、一定の権限に絞られたアカウント(ゲストアカウント)を用いる

ゲストユーザーの検討時に最低限考えるべきこと

1. ゲストユーザーの利用者はどんな人か?

  • 関連協力開発会社?
  • アルバイト?
  • コンサルタント?
  • 規制機関?

2. ゲストユーザーはどんな利用フローが存在するか?

  • 突発的な利用?
  • 計画的な決められたタイミングでの利用?

3. ゲストユーザーにどんな権限をもたせるか?(何ができない?)

  • どんな機能を使いたい?
  • どんな機能は使えなくても問題ない?
=> **最小権限の原則を強く意識すること**

4. ゲストユーザーの作成 or 申請方法はどうするか?

  • どのような方法で作成 or 申請できるの?
  • 誰の許可でゲストユーザーを作成できるの?

5. ゲストユーザーの更新はどうするか? 誰が何を更新できるか?

  • ゲスト本人は何が更新できる? (パスワード?)
  • 管理者は何が更新できる? (パスワード以外? パスワード含む?)

6. ゲストユーザーの削除はどうするか? 誰が削除できるか?

  • ゲスト本人も削除できる? 管理者のみ?

7. ゲストが問題発生時、どこがどういう理由で責任を持つのか?

  • 誰が責任を持つの? その責任の所在を明確にするフローは?

8. ゲストの注意/禁止事項はどのようなものが必要か?

  • 注意
    • e.g.
      • 利用する端末にてセキュリティ対策を実施した上でご利用下さい。
      • 払い出したIDに関しての使用、管理の責任は利用者が負うものとし、当社は一切の責任を負いま(ry
  • 禁止
    • e.g.
      • サービスの内容を 複写、再生、複製、送付、 譲渡、頒布、配布、転売、送信、送信可能化、改変、翻案、翻訳、貸与、編集、改変、掲載、転載、公衆送信、販売、提供、二次的著作物の作成、リバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル する行為、またはそのおそれのある行為
      • ID およびパスワードを他の利用者または第三者に利用、貸与、譲渡、売買、質入
      • 公序良俗関連
      • 犯罪関連
      • 不法行為関連
      • 当社及び関連会社の信用を毀損する行為、またはそのおそれのある行為
      • 当社または第三者の知的所有権を侵害する行為、またはそのおそれのある行為
      • プライバシーを侵害する行為、またはそのおそれのある行為
      • その他、当社が不適当と判断すること(ry

9. 本当にゲストユーザーは必要か?

  • ゲストを作成せずに解決できないか?

実はゲストの存在自体が不要だったりする。
必ずゲストの概念を作成しないと解決できないのか...?

後書き

  • 実はもっと多く細かく記載したかったが、時間の都合で割愛。
  • 丸投げ・とりあえず作れ系案件で要件すらなかった場合、
    最低限考えておいた方が幸せなことを記載しました。
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