Code: bad PC value
Kernel panic - not syncing : Fatal exception in interrupt
Kernel panic
数年前に購入し今も使用しているRaspberry Pi Zero WHを別な目的に転用しようとして、新品のSDカードにOSを入れてRaspberry Pi Zeroを起動。問題なく普通に起動したが、ここからOSのアップデートを行なっている途中で「Kernel panic」で突然死。
SDカードの相性問題かと考え、別なSDカードにOSを入れ直して再度起動。OSのアップデートは無事にできたのでよしよしと思っていたら、その先のpipでインストール中に再び「Kernel panic」発生。
またもSDカードの相性?と3枚目のSDカードで最初からやり直し・・・。三度「Kernel panic」発生。
さすがに、SDカードの相性問題では無いなと思い、Kernel panic not syncing
でネットをググった。
SDカードが壊れている可能性があるから「fsck」でファイルシステムの修復を試みる。しかし、特にエラーは起きていない・・・。が、「Kernel panic」は発生する。
困った・・・
bad PC value
「Kernel panic」の少し上に「bad PC value」とある。このPCとはProgram Counter
のことだろう。CPUかメモリが死んだのか? これをキーワードにネットをググる。
すると、下記のURLがヒット。まさしくこのタイトル通りの現象だ。
『bootパーティションの config.txt でクロック速度を950に設定することで、この問題を修正しました。』(Google翻訳)との投稿。
Raspberry Pi ZeroのCPUは1GHzだから、きっとこれを950MHzに落とすということだろうと、config.txtのコメントアウトされている#arm_freq=800
をarm_freq=950
に書き換えて再起動。
以降、「Kernel panic」は発生しなくなり元気に働いている。
上記のパラメタは、オーバクロックのためにあると思うが、アンダークロックで使うとは・・・。これに気付いた人はすごいな。どうもありがとう。
以上
追伸
この夏の猛暑で熱暴走した可能性がある。それなら、クロック数を落として発熱を下げる対策は納得できるが、その前にサーマルスロットリングが働くのでは??