私はアプリ開発やデータ解析でpythonを使うことが多いのですが、
NEMをpythonで実装し、顧客に提案しようと考えたときに、
グラフィカルになっていないと中々響かないな、と感じています。
(顧客にも黒画面に抵抗ある人が多い。。)
そこで、GUI向けで強力なツールであるpyqt5を用いたコード整備を少し時間をかけて進めたいな、と思います。
これらを用いて、顧客等へのPOC(proof of concept)に活用いただけると幸いです。
今回は第1回として、自分のwallet内のxemと日本円換算を行います。
開発環境
- ubuntu 16.04
- python3.5.2
- pyqt5
ソフトウェアのインストール
まず、githubからソフトウェアをダウンロードしてください。
https://github.com/naisoa/pyqt_nem
そして以下でソフトウェアを実行します。
cd pyqt_nem
python3 main.py
nem関連のAPIについては、下記を参照しています。
https://qiita.com/oden_umai/items/df6dd02b2b6f2711ccd7
@oden_umaiさんに感謝!!
実行結果
「zaif」と「自分のwallet」を選択して、合計金額[円]を算出するようにしています。
自分のwallet
zaifのwallet?
やば!! zaif、xem持ち過ぎーー。(うらやましい)
#末筆
さて、pyqt5を今回使ってみましたが、
ライセンスには注意が必要です。
つまり、ソースコードの公開を要求される可能性があるので、
事業化に向けては別の手段が必要になるかもしれませんね。
#参考文献
Python3でNEMのAPIを叩く-001-概要
https://qiita.com/oden_umai/items/df6dd02b2b6f2711ccd7