はじめに
1年ほど使用していたUbuntu20.04の環境がカオスになってきたので、リセットついでにUbuntu22.04に移行した。そのときに行った各種セットアップの内容をまとめる。
やったこと
- Python 3.9.16 のインストール
- Git の初期設定
- nvm のインストール
- aws cli のインストール
- serverless framework のインストール
- terraform のインストール(2023/06/21 追記)
解説
実際のセットアップ手順をまとめていく。
Python 3.9.16 のインストール
Ubuntu 22.04 はデフォルトで 3.10.6 がインストールされている。しかし、このPythonはOS側でも使用するアプリケーションのため、迂闊にバージョンを上げたりパッケージをいじったりするのは少々危険。そのため、別途/usr
配下にPythonをインストールする。
こちらのサイトを参考にインストールを行った。
ちなみに、3.9.16 を選んだ理由は使い慣れていたことと、Lambdaで使用したかったから。深い理由はない
Git の初期設定
Gitの設定は以下のサイトを参考に行った。
プロキシと認証情報のキャッシュ以外は設定した。
プロンプトにブランチ名を表示させたかったので、以下の記事を参考に設定を行った。
設定すると、git配下のページに移動したときに現在のbranchが表示されるようになる。
nvm のインストール
node.jsを使用するなら必須級のアイテム。
導入後、最新の安定化バージョンをインストールした。
$ nvm install --lts
$ node -v
v18.16.0
$ npm -v
9.5.1
aws cli のインストール
毎度おなじみ公式ページ。
ただし、デフォルトだとunzip
が入っていないので、apt install
で入れている。
serverless framework のインストール
lambdaにデプロイする際に使用するのでインストールする。
npm install -g serverless
terraform のインストール(2023/06/21 追記)
こちらの公式サイトを参考にインストールしていく
sudo apt-get update && sudo apt-get install -y gnupg software-properties-common
wget -O- https://apt.releases.hashicorp.com/gpg | \
gpg --dearmor | \
sudo tee /usr/share/keyrings/hashicorp-archive-keyring.gpg
gpg --no-default-keyring \
--keyring /usr/share/keyrings/hashicorp-archive-keyring.gpg \
--fingerprint
echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/hashicorp-archive-keyring.gpg] \
https://apt.releases.hashicorp.com $(lsb_release -cs) main" | \
sudo tee /etc/apt/sources.list.d/hashicorp.list
sudo apt update
sudo apt-get install terraform
まとめ
今回ディストリビューションをリセットしたときの手順を備忘録としてまとめた。
今までディストリビューションをリセットするたびにやり方を1から調べ直していたので、今後はだいぶ楽できる…はず。
現在はコンテナ上での開発が普及してきたので、ディストリビューション上での開発が行われること少ないかもしれない。しかし、ディストリビューションなどのローカル開発環境はコンテナにはない安心感がある。どちらが優れているとかはないので、双方いい感じの距離感を見つけて今後も付き合っていきたい。