概要
2023年8月の世だが Windows Server 2019 に WSL1 を入れて Ubuntu 使えるようにしたら、エラーで使えなくなった。
しかし ubuntu.exe と同じ階層にある rootfs を消したら、再びインストールできて動かせるようになった。
いきさつ
Hyper-VでVM一々立ち上げたくない。
Windows Server にも WSL 入れるととあるコマンド使えるから便利だから入れて使いたい。
Server 2019だからWSL1しか入らない。けど動くなら便利。
手動インストールして入れてみて動いたけど、ダウンロードフォルダに展開していたファイル動かしたら動かなくなった。
対策をWEBで探すと、WSL2の情報ばっかり。WSL1の頃のも見つかるが、大変そう。
共有マシンなので再起動が必要だとスケジューリングしないといけないのでめんどう。
どうしよう。
環境
Get-ComputerInfo | Select-Object WindowsProductName, WindowsVersion, OsHardwareAbstractionLevel
Windows Server 2019 Standard 1809
インストール
- WSLのフィーファー有効化して再起動
- Ubuntu2204-221101.AppxBundle を 7z で unzip
a. unzip したフォルダの中の Ubuntu_2204.1.7.0_x64.appx を 7z で unzip
b. unzip したフォルダの中の ubuntu.exe を実行
c.Installing, this may take a few minutes...
と表示され、しばらくすると、次のようにアカウント作成のプロンプトが表示され、使えるようになった。Please create a default UNIX user account. The username does not need to match your Windows username. For more information visit: https://aka.ms/wslusers Enter new UNIX username:
- Downloadsフォルダに展開したもの要らないから消す。
- 動かなくなる。
-
wslconfig /u Ubuntu
してもう一度ubuntu.exe
すると、次のエラーが出る。
Installing, this may take a few minutes...
WslRegisterDistribution failed with error: 0x800700b7
The distribution installation has becom corrupted.
Please select Reset from App Settings or uninstall and reinstall the app.
Error: 0x800700b7 ????????????????????????
Press any key to continue...
対策
C:/path/to/Downloads/Ubuntu2204-221101/Ubuntu_2204.1.7.0_x64/ubuntu.exe
と同じ階層にある
C:/path/to/Downloads/Ubuntu2204-221101/Ubuntu_2204.1.7.0_x64/rootfs
をリネームして別の名前にする。
再びその C:/path/to/Downloads/Ubuntu2204-221101/Ubuntu_2204.1.7.0_x64/ubuntu.exe
をダブルクリックして実行する。
すると再びUbuntuがインストールできた。
よかった
私の場合、WSLのフィーチャー無効にして再起動してもう一度WSLのフィーチャー有効にして再起動とかしなくても復旧できてよかった。
注意
別ユーザーが wsl やっても ubuntu 入ってない。
同じ C:/path/to/Downloads/Ubuntu2204-221101/Ubuntu_2204.1.7.0_x64/rootfs
を別ユーザーが実行しても、
0x800700b7 のエラーが出るので、Ubuntu共有できない。