きっかけ
9月の中旬頃Xで、JSTQB AL テスト自動化エンジニアのCBT試験が10月末まで期間限定で可能というのを遅ればせながら知った。情報のキャッチアップしてなかった。
最終日まであと1ヶ月半だが受けてみるかと申し込でみることにした。
CBTなので最終日の近所で午前中受けられる場合を探すと、わりとすいている場所があったのでそこで受験することにして申し込んだ。
22000円は財布に安くはない。
CBTは初めてなので経験としても受けてみるかが目的の一つ。
結果
合格した。
試験内容
K-4レベルの問題が多かった。カウントしてないけど1/3から半分近くなかった?
合格の感触
JSTQB AL TA のときは全問埋めることできたけど受かったかどうか分かんねーなというので落ちたり受かったりしたが、今回も全部埋めたが受かったかどうか分かんねーなぐらいな感じだったので不安だった。3週間後の結果を待つか。という気持ちだった。
学習方法
聞き流し
シラバスを読み上げソフトで読み上げさせたものを出力して、ジムで運動しているとき聞く。
上の空で聞いていた。
ある程度クレンジングしたり清書したはずだが、改行が入っていてそこで息継ぎが入ったり、1節とかの節がふしと読まれたりする誤読がいくつかあったが、そこ修正するのに時間をかけたくないのでそのままにした。
VOCALOIDとVOICEBOX使って複数の音声で録音してみた。
問題を作って文章の理解と問題の乖離を埋める
シラバスを読んでも、それが出題される問題の解答に役立つ理解に繋がらないのが悩みだったが、JSTQBの試験の勉強会で自分でシラバスから問題を作成する方法を知ってから、それが役立ったが今回はそれをやりつつ全部シラバス読む時間がない。シラバスの文章から問題を作ってそれを回答するという作業を繰り返すのが、私にとっては試験合格のために理解を助けるシラバス学習方法なので、試験をAIで作ることにした。そこでLLMを使用した。現在ChatGPT有料課金しているので試してみた。
とりあえず、ISTQBのサンプル問題をテキストにして食わせ、JSTQBのシラバスも食わせて、サンプル問題をもとに、シラバスから1.2章の問題をK-2レベルで20問作ってとプロンプト書いてみた。やってみると問題は作るが、プロンプトで20問とか30問作ってと書いても5〜8問しか作らないし、連続して作らせると指定した章の問題を作るわけでもなく、コントロールが難しい。K-4レベルの問題は作ってとたのんでも、本物の試験で出るようなK-4の問題にはならない。これはシラバスのみが報源なので仕方がないと言えば仕方がない。そこがんばる時間もない。問題数は20問とかじゃなくと20個とか書くと作ってくれるが、連続して作ってもらうと大体5問しか作らなくなる。何故?
ある程度試して作業の流れが固定されたので、一々サンプル問題とか事前情報として上げるの大変なのでGPTsを作成した。ISTQBのサンプル問題と、JSTQBのシラバスを上げて、そこから問題を作るように指定したプロンプト指定し、
問題を作るときは、シラバスの一部をコピーして「次の文章からK-2レベルの問題を作成して。」毎回指定して、問題を作らせた。
問題は20問作ってと書いても大体5問しか作らない。だからコピーする文章の量は5問作ると内容が網羅されそうな量をコピーする。
そうやって問題を解くことによってシラバスを読んでいった。
何故かクセとして、4択のときA,B,C,Dの選択肢のうちBばっかりが正答になる。ランダムにしてと言ってもなる。
K-4の問題は実際のK-4の問題っぽくないが、そこは人間の理解と応用で試験本番に何とかする。
10月の始め頃までは時間的余裕があったが、最初は章全体の問題作らせていたのザックリな把握にしかなっていないかも知れない。 1,2,8,7,6,5 という順で読んでいった。
その後は、5問毎に作る作業になり、一度に進む文量は少なくなったが、読み込みの密度は上がった。
直前最後の週は学習している時間が少なくなって3章の後半が読み込めなかった。CBTの操作試すのも直前になってしまった。
そこまで理解できた感触はなかったし、試験のできもそこまで自身がなかったが受かっていた。
試験前日
試験の前日お試しCBTの操作の練習をした。本当は直前の週末にやる予定が前日になった。
当日と初CBTの感想
会場に着くと、書類を書かされて、サインしたり写真撮られたりした。不精鬚とか剃って行くべきだった。
試験会場に入るには荷物一切合財持って入れない。PC入力だからペン類も、時計もティッシュも。ポケットも空にする。
かばんはロッカーに入れるが、ロッカーの幅が20cmだから入れるときぎりだった。
メモ用のペンとボードは渡してもらえる。ただし一度書くと自分では消せない。
予約した試験時間前でも空いていれば、上の事前の準備が終れば試験が開始される。
席に案内されて、PCにログインしたら開始される。
試験会場には、渡されたIDカードっぽいものと、渡された筆記具と、本人確認に使った免許証を持って入る。免許証もロッカーにしまったら、それも持って入れと言われてあわてて出した。
試験する会場は個室ではなく、PCが長机で並んでいて、モニターの背よりちょっと高いパーティションで区切られた場所で、向こうや横の人の頭が見れる感じだった。
まあ他人は別の試験受けてるだろうから見えても何にもならないが。
ガラガラなのに試験中の隣の人の席に案内するの、試験中の人も俺も気になるんじゃないの?どういう基準?システムが割り振るの?
前の席に人が座ってお互い足を前に伸ばしたら多分ぶつかる。
試験の残り時間の確認は時計の持ち込みはできないし、部屋に時計がないし、PCに現在時刻の表示もないが、残り時間のカウントダウンが右上に表示されているので、それで確認する。
現在時刻よりも残り時間の方が確かに親切かも。
試験自体はJSTQBの試験はチェックボックスの選択だけなのでテキスト入力しないからキーボード配列や漢字変換の問題はどうなのかは不明。
回答の見直しは、後で見直すのチェックも付けてそこを目印に飛べるし、目印なくても任意の場所に飛べるしジャンプする目次に戻れる。
試験がタイムアップになったら直後にアンケートがあって、それが終ると試験終了になる。ただし10分間の制限時間があり、ここはソフトウェアテスト勢としてはタイムアップをねらうべきかと思ったが、やめた。
後日
10月31日に受けたからなのかは知らないが、11月1日に試験結果が送られてきた。2,3週間かかるというのは何だったのか?
そして、アンケートがまた送られてきた。試験会場の受け付けの人の仕事内容のアンケートで、なかなかCBTだかピアソンだか運営会社もシビアな世界だなと思った。
ISTQB SCRに登録されるのはいつ?
この学習方法で行けるかどうかはまた別の試験受けてみて確認すればよいか?