農業農村工学サマーセミナー発表大会2023
0. はじめに
プレゼンテーションに関するイベントの内容を報告します。
対象者:農業農村工学を学ぶ学生や若手社会人
農業農村工学サマーセミナーについて、詳細は下記リンクをご覧ください。
1. 概要
日時:2023/01/15 14:00~17:00
形式:Zoom
参加者:プレゼンテーション大会発表者6人、卒論修論発表練習会発表者3人、聴講のみ9人
参加者の所属:社会人3人、大学教員1人、大学生および大学院生14人
当日の進行:
- プレゼンテーション大会(テーマ自由)
- 修論発表練習会(各大学の様式に準ずる)
- 17:30~Gatherにて2次会(希望者のみ)
注意点:
相手の意見は否定せず、発言しやすい環境を作る。
発表の内容だけでなく、伝え方を意識して参加する。
大学の研究内容の発表を聴講するため、機密保持誓約書にサインする(参加者全員)
2. (テーマ自由):好きなもの本気プレゼン大会
大会の概要
発表者:6人
発表時間:5分以内
発表内容:自由。ただし、公序良俗に反しないもの。
最大5分間の発表後、今回のプレゼンでどういった所を工夫したのか、自分なりの「プレゼンのこだわり」を述べる。
聴講者は、
- 内容の面白さ
- スライドの分かりやすさ
- 発表の構成
などの基準から1人を選び、優秀発表者として投票する。
賞品:オンライン図書カード(3,000円分)
発表題目
「BUMP OF CHICKENの魅力」
「緑茶を楽しむ!」
「プログラミングと電子工作」
「HHKBのススメ」
「エレキベースのすすめ」
「自宅でコーヒーを淹れる」
優秀賞
厳正なる投票を行った結果、優秀発表者は
「自宅でコーヒーを淹れる」を発表した 大学院生のIさんに決まりました。
賞品として、オンライン図書カードを進呈しました。
おめでとうございます!!
3. 修論発表練習会
概要
発表者:3人
発表時間:各大学の発表の様式(発表12分、質疑応答5分など)
発表内容:修論研究
4. 参加者から得られた意見
プレゼンテーションのこだわり
- 改行の位置に気を付ける
- まず紙に書きだして、構想を練ってからスライドを作る
- 文字は大きく、1スライドに情報を詰め込みすぎない
- 専門知識がない人にも分かりやすい&興味を惹きやすい説明を心がける
- 1スライドに情報を詰め込みたい場合、口頭で全て説明する(書きっぱなしにしない)
- まずイメージ図を示す→その後で実際の写真を示す
- 背景>目的>方法>結果>考察>今後の課題(基本の流れを意識)
- PowerPointのデフォルトの図形を活用(ピクトグラムなど)
- フォントによって、小さい文字が見えづらいので注意
- スライド内の用語を統一する(例:Andosol、黒ボク土→黒ボク土に統一)
- 研究発表では、背景や概要よりも研究結果&考察に十分な時間をとる
- 写真だけでなく凡例を同時に示す(例:赤色のマーク=親機、他の色のマーク=子機)
参加した感想(抜粋)
- 忙しい時期に参加したため大変だったが、皆さんから貴重な意見をいただけて、とても良い経験になった。
- 発表者全員のクオリティが高くて驚いた。楽しかった。
- 発表はせず聞いているだけだったが、様々なプレゼンテーションのこだわりが聞けて面白かった。
- 学生や社会人が意見を言い合っていて良かった。ぜひ第2回も開催してほしい。
5. おわりに
企画者の感想
12月から企画・立案を進め、1月半ば開催という学生・社会人問わず、誰にとっても忙しいスケジュールとなりました。そのためバタバタとした運営になってしまいましたが、周りの方のサポートのおかげで無事にイベントを執り行うことができました。企画・立案・当日までの準備にご協力いただいた皆様、そして参加していただいた皆様に心より感謝申し上げます。
今後の課題(第2回の開催に向けた改善点)
- 今回、参加登録はGoogleフォームに入力し、機密保持誓約は別のGoogleフォームに入力という手順を踏んだ。手続きが一度で済むようにすれば運営側・参加者側ともに手間が減ると思う。
- 発表者を中心に質疑応答が行われた。次回は発表者だけでなく、聴講のみで参加した人にも、意見を言ってもらう機会を増やしたい。
今後行いたい企画(詳細未定)
- 第2回プレゼン大会
- ゲーム大会
- ビジネスマナー講習会
- プレゼンテーション講習会
- 農業農村工学分野に特化した就活イベント(合同説明会)
参考資料
農業農村工学分野の交流を試みています。興味のある人は下記サイトをご覧ください。
サマーセミナーというイベントを実施しています。NN分野の学生に是非参加してもらいたいです。
「改行に気をつける」