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ClassiAdvent Calendar 2018

Day 13

エンジニアチームでやってみて良かったことTips6

Last updated at Posted at 2018-12-12

Classi Advent Calendar 2018 の13日目を担当する @nagatashinya です。
2018年10月からClassi株式会社に入社し、プロダクト部CSチームに所属。主にPHPでの開発を担当しています。
入社してからチーム内で様々な取り組みを実施してきましたが、その中から導入コストが低くかつ効果があったのではないかと感じた事例をいくつか紹介したいと思います。

スタンドアップミーティング

きっかけ

CSチームは他のチームと比べても対応する範囲が広く、同じチームでも各人が様々なタスクを担当しています。また、在籍期間が長く仕様に詳しいメンバーと自分も含め入社したばかりメンバーの知見の差が大きいにも関わらず、知見や困っていることを共有する場が少なく、チーム内で解決できることもあるのに気付けず担当者が抱えてしまっていたという課題がありました。

導入

課題があったらすぐ相談できるのが理想ですが、遅くとも24時間以内に課題に気付けるようにデイリースタンドアップミーティングを導入しました。他社の事例では朝会を実施するケースをよく見かけますが、CSチームでは17時から夕会をやることにしました。
理由としては下記です。

  • 朝は、交通機関の遅延や家庭の都合などでメンバーの出社時間がバラバラになりがちなため、スキップになる可能性が高そう
  • 17時で一旦区切りを付けることで、「今日はここまでやって帰宅しよう」というメリハリにもつながる

効果

相談するタイミングが掴みやすくなり、実際にその場で解決できることも増えたように思います。

振り返り

きっかけ

  • 自分自身が振り返りが好きなのでやりたかった
  • チームで意見を出して改善していくのが好き

導入

自分が好きなKPTを導入しました。付箋に書いて発表しながら貼っていく王道スタイルです。Keep/Good、Problem共に毎回尽きないので、導入してから毎週欠かさず実施しています。
ただ、毎週やっているとマンネリ化するため、Tryから出たことを実施して、振り返り自体も改善しています。

  • 他のチームからゲストを呼ぶ
    • ゲストは、テレフォンショッキング形式で次のゲストを推薦する
  • 他のチームの振り返りに参加してみる
  • ベスト(Keep/Good, Problem, Try)を決める

効果

Tryに挙げたことを実施したり、振り返りの振り返りもできて、チームで改善を回せている

ブレスト

きっかけ

CSチームというのはユーザさんに一番近いエンジニアチームなので、ユーザさんの課題は何かを考えて解決策を自ら提案していくチームにしたい。

導入

  • 個人で案出しする時間とチームで話してさらに膨らませる時間に分ける
  • PC/スマホは閉じて、案出しと議論に集中する
  • お菓子を用意してリラックスした雰囲気でやる
  • チェックインから始まり、自分ごと化しやすい軽めのお題1、少し重めのお題2、本題という具合に徐々に難易度を上げて意見を出しやすくする
  • ○個挙げよう!と煽る

前職のランサーズ株式会社でお世話になった曽根さんのブレストのやり方を大変参考にさせていただいています。

効果

いろいろな意見が出て、楽しく議論ができた。このときに出た案をきっかけに施策化できそうなところまできている。

プランニングポーカー

きっかけ

前述したように、仕様に詳しいメンバーと入社して日が浅いメンバーがいるので、その差を埋める方法の1つとして、プロジェクトが立ち上がるタイミングで使ってみました。

導入

ディレクター(1名)、デザイナー(1名)、フロントエンドエンジニア(2名)、サーバサイド(PHP)エンジニア(2名)というバラエティ豊かなメンバーで、ストーリーポイントを振っていきました。
ちょうど、RubyWorld Conference 2018 に参加した際に 永和システムマネジメント さんのブースでアンケートに答えたらもらえたので、それを使っています。

効果

見積もりの精度が正しかったかは何とも言えないですが、少なくともプロジェクトメンバーで認識を合わせて進められたことが良かったです。

1on1 & モチベーションポーカー

きっかけ

Classiでは全社的に1on1を導入し始めています。

導入

マストではなかったのですが、自分もチームメンバーと1on1を実施しました。また、1on1のときの話題の1つとして ムービングモチベーターズ、モチベーションポーカー を試してみました。
モチベーションポーカーを簡単に説明すると、10の本質的なモチベーション(受容、好奇心、自由、地位、ゴール、名誉、熟達、秩序、権力、関係性)の中から、自分にとってどれが大切か考えて、ベスト3の順番を決め発表します。
例えば私の場合、下記になります。

  1. ゴール「私の人生の目的が、私がしている仕事に反映されている」
  2. 関係性「私は仕事でかかわる人々と良好な社会的つながりを持っている」
  3. 受容「私の周りの人が、私がやっていることや私らしさを認めてくれる」

この3つを選択した理由はこちらです。

  • 自分が人生を通して成し遂げたいことと今やっていることが繋がっている
  • 自分1人ではなく、チームや組織のみんなとの関係性を大事にしてやっていきたい
  • ユーザさんに価値があるものを届けて喜んでもらいたい

効果

1on1の話が盛り上がってモチベーションポーカーをできていない方もいるのですが、全員分そろったらこれをベースにチームで話ができそうです。

1dayインターン

きっかけ

面接や会食の時間だけでは双方判断するのが難しいこともあると感じており、候補者の方にClassiの雰囲気を感じてもらった上で良いマッチングにしたかったため。

導入

自分自身、内定後の2dayインターン(体験入社)を提案して受け入れてもらったのですが、内定前の候補者ということで制度としては整っておらず、トライアルで導入してみました。

効果

Classiで一緒に働くならこんなイメージというのができたのではないかと思います。

さいごに

今回ご紹介した取り組みは、特に目新しいものではないので、すでに導入している方も多いと思いますし、以前導入してみたけどうまくいかなかったのでやめてしまったということもあると思います。自分自身もそうでした。
今回、うまくいかなくてもいいからいろんなことを試してみようと自社や自分のチームに合う形にアレンジしてチャレンジしてみることで新たな可能性が広がったように思います。
引き続きチャンレンジして、チームや組織のみんなとの関係性を大事にして、ユーザさんに価値があるものを届けて喜んでもらい、今やっていることが自分が人生を通して成し遂げたいことに繋がっていくようにしていきたいと思います!

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