図解思考
目的
情報の本質を理解し、図解を使ってわかりやすく表現する
概要
1.図解作成の3ステップを学ぶ
2.図解の「かた」を理解し活用する
3.演習を通じて図解表現の定着を図る
図解とは
■図解とは
・伝えたいことが一見してわかるように、図やグラフを用いてまとめること
■図解の活用メリット
・図解を活用することで視覚効果を生かすことができる。
→人は文字で記憶せず、画像や動画といったイメージ記憶が主流のため相手の記憶に残りやすくなる
・文章が多い資料の弱点
→指示語がわかりにくい、抜け落ちができる、箇条書きは5つまで
・複雑なじょうほうが正確にわかりすく伝えることができる
■図解の活用デメリット
・わかったつもりの錯覚が起こる
→口頭補足する
・図解定義の不足による誤解が起こる
→抽象化しすぎない、文字や口頭で認識齟齬が生まれ無いようにする
■図解化の流れ
STEP1. 複雑な情報からキーメッセージを抽出する
- 主張の明確化
- キーメッセージの選定
STEP2. 抽出したメッセージを分類 - MECEの活用
- 一般的なフレームワークを使う(4P、時間軸、起承転結、プレゼンテーション)
STEP3. 構造と関係を明確にする(関連付け) - キーワードを出し、囲み、線でつなぐ
型の活用(6つ)
さらにわかりやすい図解化をするために使用する
■型のメリット
・読み手も見慣れているので一見でわかる
・図解表現の判断が容易
・必要情報の抜け漏れに気づくことができる
■型の例
⑴ツリー型
→組織や情報の階層構図を示すのに用意
⑵マトリックス型
→異なる2軸の組み合わせて要素を整理する
⑶フロー型
→プロセスの流れを可視化する
⑷サテライト型
→複数の要素の相互関係を示す
⑸サイクル型
→循環するフローを示す
⑹グラフ型
→定量分析と傾向を示す
ポイントメモ
・無意識ではなく、意識して活用することが大切
(相手のことを意識して作成できているか、意識して色を使用しているか…等)
・フレームワークを理解して引き出せるようにしておく(結論・理由・例は使いやすい)
・グラフを書くときのポイント
タイトル、凡例(7±2)、出典