DockerでGradioアプリを作ってデプロイするだけでしんどかった件~JSONエラーと422エラー~

最初に

今回は表題の通り、DockerでGradioアプリを作った際、詰まったことについて記載します。
エラー内容は以下の二つです。

• 422 (Unprocessable Content)
• Unexpected end of JSON input

両方ともローカルで実行している時には再現しませんでした。
ホスティング先でのみ再現します。

422 (Unprocessable Content)

pydanticのバージョンを固定します。
pydantic==1.10.11

Issueに情報が転がってました。

Unexpected end of JSON input

FastAPIでラッピングしちゃう(推奨)

io = gr.Interface(title="テキストとファイルの入力",description="テキストとファイルを入力して処理を実行します。",
    inputs=[
        gr.inputs.Textbox(label="APIキー"),
        gr.inputs.File(label="動画ファイル"),
        gr.inputs.Dropdown(label="モデル",choices=models),
    ],
    outputs=[
        gr.outputs.Textbox(label="文字起こしデータ"),
        gr.outputs.Textbox(label="議事録データ"),
    ],
    fn=excute,
    )
        
app = FastAPI()
app = gr.mount_gradio_app(app, io,path="/")

参考

解決しなかったShare=True

IssueにはLanchのプロパティにShere=Trueを指定することで解決するとありましたが、解決に至りませんでした。

終わり

デバッグをしている時にGradioはReactかNextのコードを自動生成して、
コードをフロントとバックに分けてるっぽいことに気づきました。
ホスティング先では、その繋ぎ目で問題が発生していました(根本原因は不明、デバッガ上の話)。

Gradioでタイトルは異なりますが、同じような困り事はたくさんあるようで、
今回は遊びのツールでしたが、仕事で使うのはきびしいなぁと感じました。