どうも、Blockchain初学者です。
先日、Blockchainコミュニティ「Blockchain EXE」のイベント、「Blockchain EXE #7 2017年総括! 世界のブロックチェーン最新動向と今後の展望」に参加しましたので、イベントで聞いたことのメモを残しておこうと思います。
ほとんど自分のためのメモです。キーワードの羅列みたいな感じになるかもしれませんが、ここでのキーワードを参考に、今後詳しい記事を書いていきたいと思います。
なお、以下の記事(メモ)はイベント内容の抜粋です。全ての登壇者の発表について書いているわけではありません。全体を知りたい方は後日アップされるスライドなどをご覧ください。(アップされたらリンクを貼ります)
プライベートブロックチェーンの特徴と今後の進化(鍛 哲史氏|ソラミツ)
スライドはこちら
アイスブレイク
Hyperledger Framework
Hyperledger Frameworkの紹介。(ステータスは2017/12/13時点のもの)
- Hyperledger Sawtooth (Status:Active)
- Hyperledger Iroha (Status:Active)
- シンプルで高速
- モバイル対応
- Hyperledger Fabric (Status:Active)
- IBM主体
- エンタープライズ観点で設計
- 400件以上の活用(検証)事例あり
- Hyperledger Burrow (Status:Incubation)
- Hyperledger Indy (Status:Incubation)
Blockchainのユースケース
- 中央銀行による仮想通貨・決済インフラの開発
- 国家システムのブロックチェーン活用(エストニア、スウェーデン)
- 本人確認サービス(KYC:Know Your Customer)※今ホット
Private Blockchainの最近の動向
- 技術はまだまだ発展途上
- ユースケースが不明瞭
- KYCが流行り
- BFTは不要か?
- ビジネスと技術の乖離が激しい
Private Blockchainの未来 つながるブロックチェーン
- Interledger
- Rippleが考案
- 2004年から開始された分散型決済プロトコル
- ledgerとledgerを繋げる。
- Polkadot
- Web3のプロジェクト
- Parachainsによるスケーラビリティ問題の解消
- Relay chain
- Cosmos
- Interchain Foundationのプロジェクト
複数のブロックチェーンをつなげることのメリットとデメリット
- メリット
- あらゆるブロックチェーンの水平統合
- 取引所などの中間業者の排除
- デメリット
- 遅くなりそう
最近進んでいる事例やホットな事例
- P2P保険
- IoTとの連携
特別レポート:実際に訪れて感じた世界情勢(石井 敦氏|クーガー)
New York
Keyword:パーミッションレス型、パーミッション型、エンタープライズ
パブリックチェーンとプライベートチェーンは将来共存可能か? → 91%がYES
- TOKEN SUMMIT 2017
- ブロックチェーンによるP2P Video配信
- ブロックチェーンを活用した非中央集権型保険
- IoTとの連携
- EEA Meetup(Enterprise Ethereum Alliance)
- uPort(非中央集権でのユーザーID認証・共有)
- GRID+(P2P電力売買、供給側と需要側で自動売買)
Frankfurt
Keyword:IoT、ハードウェア
- IoT/Ethereum Summer Camp
- テーマ
- Mobility、Digital Science、Energy、Logistics/SCM、Other
- アイデア
- Farm、Park、Drone(自動で充電しながら目的地に向かうドローン)、etc...
- テーマ
San Francisco
Keyword:AI、ロボティクス
- ethereal
- SingularityNET(非中央集権型、AIのオープンマーケット)
- Blockchain Expo
- XAIN(ブロックチェーンをベースとした拡張可能なAIネットワーク)
ディスカッションや懇親会でのメモ
- ブロックチェーンは非中央集権型であるべき!(サーバがない純粋なP2P)
- 2018年から2019年にかけてブロックチェーンを活用したアプリケーションが本格的に動きだすのでは?
- ブロックチェーンにする必要がないサービスでもブロックチェーンを活用しておかないと今後対応できないのではないか
- 改ざん不能重視、スピード重視などのニーズによって、利用するブロックチェーンは分かれていくだろう
- ブロックチェーンは地方創生に活用できる!