どうも、Blockchain初学者です。
先日、Blockchainコミュニティ「Blockchain EXE」のイベント、「Blockchain EXE #6 ブロックチェーンプラットフォームの最新動向と開発コミュニティ」に参加しました。
わからないことだらけでしたが、イベントで聞いたことのメモを残しておこうと思います。
キーワードの羅列みたいな感じになるかもしれませんが、ここでのキーワードを参考に、今後詳しい記事を書いていきたいと思います。
オープニング:ブロックチェーンプラットフォームの進化(石井敦氏|クーガー)
代表的な3つのブロックチェーンプラットフォームの簡単な紹介、課題とニーズ、そして次世代ブロックチェーン関連技術の紹介。
Bitcoin
・パブリック型
→ 取引の承認を行うのは全てのノードやマイナー。ノードやマイナーには誰でもなれる。
・2種類のユーザがいる
→ エンドユーザとマイナー
Ethereum
・パブリック型、プライベート型
→ パブリック型メインだが、どちらにも対応を目指している
・通貨以外の汎用用途も見据えたブロックチェーン
・Enterprise Ethereum
→ 企業向けブロックチェーン
Hyperledger Fabric
・プライベート型、コンソーシアム型
・主導開発元は米IBM
・日本企業が積極的に導入
共通的な課題とニーズ
・スピード
→ トランザクションの処理スピード、リアルタイム化
・スケール
→ データ規模、ユーザ規模の拡大とスピードの両立
・データの保存と機密性
→ On-Chain、Off-Chain、ポリシーやセキュリティ
次世代ブロックチェーン関連技術
・IOTA
・BigchainDB
Lightning Network入門(光田貴氏|Coincheck)
Lightning Network
送金が一瞬。ただし「決済完了性」を少し犠牲にする。
性能の限界の克服を目指す。
性能の限界を克服する2つのアプローチ
ブロックサイズを拡大する(ビッグブロック)
ブロックに記録するデータ量を節約する(スモールブロック)→ Lightning Networkはこちらの思想
Payment Channel
Lightning Networkの送金の基礎技術
チャンネルを2者間で開設、チャンネルを閉じるまでトランザクションをネットワークに流さない
課題はプライバシーとルーティング
Hyperledger Fabric活用によるデータ流通ネットワーク(今井悟史氏|富士通研究所)
スライドはこちら
・処理とデータが分離
・Virtual Private digital eXchange(VPX)
→ スマートコントラクトを分散環境におけるネットワークアクセス制御とP2P通信制御に応用
・ユースケースの紹介
→ IoTデータ取引、セキュアファイル共有、APIによるデータ流通
Development Tools & Technologies in Ethereum(西村祥一氏|Comps ITL & Pte. Ltd. CEO)
サービスの提供に必要な(もしくは用意するとよい)ツールや技術の紹介
Geth/Parity/Testrpc/Browser-solidity(IDE)/Etherscan.io/Web3.js/Metamask/MyEtherWallet/ENS/IPFS/Swarm/Oraclize/ERC20(規格)/HD Wallet(BIP32)/Zeppelin/Tachyon Wallet(開発中)
登壇者によるディスカッション
ブロックチェーンの課題は?
ブロックサイズ、ノード数 → スケール
トランザクションの処理速度 → スピード
KYC(Know Your Customer)
バージョンアップ → 大幅なバージョンアップがあると追随が大変
On/Off-Chain → スケールやスピードの課題を解決するには全てOn-Chainは厳しいのでは
う〜む、勉強することがいっぱいだ。。。