SaaSの広がり
従来は、ソフトウェアはパッケージ型として販売していた。
今はクラウド等、インターネットの技術を使って、ダウンロード等、継続利用という形でサービスを提供している。このSaasによって、常に開発者は利用者の満足度を上げ続けていく、改善が必要になった。
そして、根本的な機能から徐々に開発し、ユーザーと一体になって完成を目指す、アジャイル開発などが現在の主流になりつつある。
マイクロソフトのWindowsは従来はパッケージ販売で、リリース間際になると改善が他のシステムにも影響を及ぼす可能性があることから非常に難しいものがあり、リリース後の問題修正もユーザーにアップデートした物を取り入れてもらう必要があった。
サイボウズでは、法人のオフィスのグループウェアなどを扱っており、SaaSが普及し始めるのも怪しい頃にクラウドサービスを取り入れていった。SaaSにより、月額課金をとるだけではなく、ユーザーからのログを取得することによってユーザーの利用状況なども把握できる仕組みを作った。
DevOps 開発と運用の一体
DevOpsは、ユーザーの利用状況をWebなどを通して把握し、改善していくために開発と運用が一体になって取り組んでいく、というものである。
昔、パッケージ販売の頃は、開発が終わったら一段落して、あとは開発チームは解散して、運用チームが担当するといったことが主流だったが、これからはSaaS、継続利用サービスのために開発と運用が一体になり、リリースしてからが本番だ、という考えからになっている。