LoginSignup
6
2

More than 5 years have passed since last update.

[Cloud102]#2-1 GCPを始めよう(前半:GCE編)

Last updated at Posted at 2016-11-11

このコンテンツは「前半」です。「後半」は以下を参照してください。
http://qiita.com/nagahisa/items/a3033b203fa929c8d7ab

AGENDA

0.はじめに
1.GCP利用開始
2.CGEとは?
3.GCE使ってみる
4.GAEとは?
5.GAE使ってみる

(6.Datastoreとは?)
(7.Datastoreってみる)
(8.Cloud Storageとは?)
(9.Cloud Storage使ってみる)

0.はじめに

本勉強会コース(Cloud102)はPython Programing初心者コースのつもりでしたが、諸事情あって今回はGCP(Google Cloud Platform)のハンズオンになります。(しかも #0の次が #2だし:stuck_out_tongue_closed_eyes:)
一応、後半(GAE編)でPythonを使うハンズオンもありますので、元々の目標も忘れないでいきましょう!

さて、GCPとはなにか?ですが、これはググるまでもなくGoogleさんのページ見てください。
https://cloud.google.com/
000.JPG

今月(2016/11)には日本リージョンもアナウンスされるようなので、今旬なクラウドサービスですね。

今回コンテンツではGCPのIaaS/PaaSのごく基本的な部分について触ってみます。
IaaSの中でも特徴的なマネージドコンテナサービス(GKE)や、GCPの最大の特徴とも言えるデータ分析系サービスについては一切触れませんので、くれぐれも今回でGCPが分かった
気分にはならないように:grin:

1.GCP利用開始

(1)アカウント作成

個人利用のGMailアカウント(なければ新たに取得。会社G Suitsアドレスは非推奨)を使って、以下からアカウント登録します。
AWSの時と同様なので簡単だと思いますが、念のためキャプチャも貼っておきます。
・登録開始
001.png
・「同意して続行」
002-edit.JPG
003.png
・住所とクレジットカード情報を入れて「無料試用を開始」
005.png
・出来上がり

GMailも確認
006.png

(2)プロジェクト作成

GCPは「プロジェクト」という単位で利用サービスを管理します。
今回は"cp100"というプロジェクトを新規作成して利用します。

・アカウント作成直後は"My First Project"ってのが自動作成されてます。
010.png

・"cp100"プロジェクトを作成します(リージョンはどこでも良いですが、せっかくなんで台湾選んでます)。
011.png

・作成するとダッシュボードにも表示されます。
012.png

2.GCEとは?

まず触ってみるのは他社のIaaSとほぼ同じGCE(Google Compute Engine)です。
料金体系が特徴的で「AWSに比べて安い!」とアピールされています。概要はGoogleさんのページ見てください。
https://cloud.google.com/compute/

個人的には無料で使える"Cloud Shell"ってのがお気に入りですので、本コンテンツでも使います。

3.GCE使ってみる

単にVM作成しても面白くないので、LAMPスタックを構築してみます。

(1)LAMPとは

"Linux + Apache + MySQL + PHP"の造語で、一昔前によく使われた(今でも使われますが)、ソフトウェア構成です。
ちょっと前にはMEANって言うのも流行りました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/LAMP_(%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB)
当然、AWSの時のように Linux VMインスタンス作成して、そのVMにApache, MySQL, PHPをインストールするすれば良いのですが、時間がかかるので、今回は、すでにインストール済みのものを"Cloud Launcher"でデプロイしてみます。
"Cloud Launcher"は使えばわかるので説明は省略します:kissing_smiling_eyes:
ちあみに、今回つかうのはBitmaniのスタックです。
https://bitnami.com/stack/lamp
020-pre.JPG

(2)Cloud Launcherでのデプロイ

Cloud Launcher(https://cloud.google.com/launcher)から、LAMPで検索するとBitnamiが出てくるので、それをデプロイします。

・Cloud Launcherで「LAMP」で検索
https://cloud.google.com/launcher
020.png
021.png

・「Bitnami」を選択して設定値確認。設定値はデフォルトのままでも良いし気になればZone修正してもよい。
025.png
026.png

・「Compute Engine上で起動」
023.png

・デプロイ中
024.png

・出来上がり
028.png

(3)LAMPスタック動作確認

・トップメニューからGCEメニューに移動
031.png

・インスタンス情報確認
032.png
033.png

・ブラウザでアクセス
034.png

(4)VMアクセス確認

デプロイされたVMにSSHアクセスしてみます。

・SSHメニューから「ブラウザウィンドウで開く」
040.png

・しばらく待つと
041.png

・はい接続
042.png

・もちろん他の方法でも接続できます。
045.png

・GCPのCLIである"gcloud"コマンドの入力文字列を出してくれるので、これをCloud Shellで実行すればOK。047.png

・「CLOUD SHELLで実行する」をクリックすると Cloud Shellが立ち上がって、先ほどのコマンドラインが入力されます。
046.png

・はい接続
049.png

・Cloud Shellとは
Googleページに紹介がありますが、GCP使う開発者が一時的な作業に使うためのVM環境です。軽いし、便利だし、しかも無料!!

https://cloud.google.com/shell/
049.JPG

(5)PHP動作確認

・プラウザでphpinfo表示されないことを確認
050.png

・SSH接続したVM画面で以下ファイル操作を行う

cd /opt/bitnami
sudo cp docs/phpinfo.php apache2/htdocs

051.png

・ブラウザリロードでphpinfo表示確認
052.png

(6)後始末

無償期間はありますが、PHP勉強予定はないので消しておきます。

・GCEのインスタンス表示画面から
060.png

・「インスタンス削除(右上のバケツマーク)」
061.png

・はい削除完了
062.png

Enjoy:v:

6
2
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
2