Vagrantで導入したUbuntuにSambaを導入してWindowsから共有する。

標準のSynced Folderは便利なのですが、パス長の制限に引っかかることがあったので、Sambaでの共有を試してみました。

Sambaのインストール

Ubuntu側の /share ディレクトリをユーザー vagrant で共有する場合。

apt update
apt install samba
mkdir /share
chmod 777 /share

Sambaの設定

/etc/samba/smb.conf を編集します。

[global]セクションに

   map archive = no

を追加し、 smb.conf の最下部に以下を追記します。

[share]
   path = /share
   writeable = true
   force user = vagrant
   force group = vagrant
   guest ok = yes
   guest only = yes

共有ディレクトリへのアクセス

service smbd restart

で設定ファイルを反映させ、

Windows側からエクスプローラーで \\192.168.33.10\share にアクセスすればOK。

smb.conf の説明

   map archive = no

これを書かないとWindows側で作成したファイルに実行属性が付いてしまう。

   force user = vagrant
   force group = vagrant

Sambaのユーザーとグループを強制的に設定する。
vagrantのデフォルトはvagrant:vagrantなのでそれで。