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自サイトを Next.js + Vercel で置き換えようと思った話

Last updated at Posted at 2020-11-11

はじめに

自サイトの構成が古く(生PHPによるお手製CMS!)なってきたので、新しい技術で置き換えようと思いました。

いろいろ調べてみると、Next.jsGatsbyというフレームワークが良さそうだったので、まずはメジャーなNext.jsのほうを試してみることにしました。

Gatsbyを試してみた記事はこちらです。
https://qiita.com/naga3/items/2063e4eeecbf4e785d4d

Vercelとは

Next.jsを開発しているVercel社のホスティングサービスで、楽に使えそうなのでやってみます。

Vercelは無料プランと有料プランがありますが、個人が普通に使うぶんには無料プランで十分そうです。
https://vercel.com/pricing

プランによる制限についではこちらが詳しいです。
https://b.lollipop.onl/q2fgpwij4/

Vercelプロジェクト作成

アカウントがなければサインアップしておきましょう。
https://www.gatsbyjs.com/dashboard/signup/

まず、ダッシュボード https://vercel.com/dashboard から Import Project を押します。

既存のリポジトリを使うImport Git Repositoryと、テンプレートから作成するImport Templateがありますが、今回はゼロから作るのでImport Templateを選びます。

テンプレートはNext.jsを選びます。

次にリポジトリ名、プロジェクト名を適当に付けます。プロジェクト名は小文字のみの英数字+ハイフンしか使えないようです。

最後にDeployボタンを押すと、yarn installやらいろいろ走るのが見えて、デプロイ完了しました。やったね!

早速Visitボタンを押して完成したサイトに訪れてみましょう。

ローカルでの開発

ここからはローカルでの開発になります。nodeyarnはインストールしておきます。

上で作成したリポジトリをcloneして、

yarn install
yarn dev

を実行するとサーバーが立ち上がって、http://localhost:3000/で確認することができます。

Screenshot from 2020-11-11 10-24-14.png

次に、トップページに書いてあるとおり、pages/index.jsを編集してみます。

Reactはよく分かりませんが、JavaScriptとHTMLが混在した形式のようですね。とりあえずh1を変更してみます。

Welcome to <a href="https://nextjs.org">Next.js!</a>

これを以下のように変更します。

こんにちは <a href="https://nextjs.org">Next.js!</a>

保存するとLive Reloadされました。

Screenshot from 2020-11-11 10-29-04.png

いいですね。

ローカルからのデプロイ

そのままmasterにpushすれば本番に反映されるのではないかと思ったので、やってみると、無事反映されました。簡単ですね。

ページの追加

ページを増やしてみます。pagesディレクトリ下にファイルを作成し、ページ表示用の関数をexport defaultするだけでページを追加できるようです。

pages/page2.js
export default function Page2() {
  return <h1>page 2</h1>
}

http://localhost:3000/page2を開きます。

Screenshot from 2020-11-11 11-24-47.png

できました。

トップページからリンクを張る

普通にaタグで張ってみます。

pages/index.js
<a href="/page2">Page 2</a>

普通に動きました。

クライアントサイドでルーティングを行うLinkコンポーネントというものがあるらしいので、そちらも使ってみます。

pages/index.js
import Link from 'next/link'
...
<Link href="/page2">Page 2</Link>

こちらも普通に動きましたが、aよりもLinkのほうが圧倒的に速いです。通常はこちらを使ったほうが良さそうですね。

Linkコンポーネントの詳細はこちら https://nextjs.org/docs/api-reference/next/link

アセットを追加する

画像などのアセットは、/public配下に置きます。これでルートから参照できます。

適当な画像をimage.pngという名前で/public配下に置き、page2.jsを変更してみます。

pages/page2.js
export default function Page2() {
  return (
    <div>
      <h1>ビャンビャン麺</h1>
      <img src="/image.png" />
    </div>
  )
}

Screenshot from 2020-11-11 12-18-16.png

良さそうですね。

CSSを適用する

ページ内に書く

いわゆるstyleタグのようにCSSファイルを分けない場合は、最初から組み込まれているstyled-jsxを使います。

pages/page3.js
export default function Page3() {
  return (
    <div>
      <p>赤色</p>
      <style jsx>{`
        p {
          color: red;
        }
      `}</style>
    </div>
  )
}

Screenshot from 2020-11-11 14-03-15.png

CSSファイルを分ける

CSSファイルを独立させるのなら、stylesディレクトリにCSSファイルを置いてimportすればOKです。

CSSの構文はそのまま書けますが、ファイル名を*.module.cssにする必要があります。

styles/page4.module.css
.title {
  color: blue;
}
pages
import styles from '../styles/page4.module.css'

export default function Page4() {
  return (
    <div>
      <p className={styles.title}>青色</p>
    </div>
  )
}

Screenshot from 2020-11-11 14-20-20.png

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