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VirtualBox上のMIRACLE LINUX8.4のネットワーク設定を後から変更しようとしたらはまった話

Last updated at Posted at 2022-04-04

Webアプリケーションの動作について基本的なところを理解したい。
手始めにLinux環境にApache HTTPサーバを入れてみることに。
CentOS8は2021年末でサポート切れだったのでMIRACLE LINUXで挑戦することに。

環境

VirtualBox6.1
ホストOS Windows10 Home 20H2
ゲストOS MIRACLE LINUX8.4

※VirtualBoxにCentOSを入れたときに、下記の設定は済んでいます。
・VirtualBoxのツールのネットワークの設定で「Virtualbox Host-Only Ethernet Adapter」の作成
・Windows10のWi-Fiの共有タブで「VirtualBox Host-Only Network」を共有設定

1.インストールの準備

isoイメージファイルファイルのダウンロード

MIRACLE LINUX8.4 ダウンロードページ

ダウンロードしたファイル

MIRACLELINUX-8.4-rtm-x86_64.iso 27-Sep-2021 09:54 9.3G
https://repo.dist.miraclelinux.net/miraclelinux/isos/8.4-released/x86_64/

2.VirtualBoxで仮想マシンを新規作成

MIRACLE LINUX 8.4をVirtualBoxにインストール - 自分のPCに検証環境を作ってみよう
https://miraclelinux.hatenablog.com/entry/2021/10/27/103149
を参考にして作成。

3.MIRACLE LINUX8.4をインストール

MIRACLE LINUX 8.4をVirtualBoxにインストール - 自分のPCに検証環境を作ってみよう
https://miraclelinux.hatenablog.com/entry/2021/10/27/103149
を参考にしてインストール。

※参考にしたページでは「ブリッジアダプター」を利用していたので、以下の手順でインストール後に設定を変更しようと思います。

4.VirtualBoxで仮想マシンのネットワークの設定を変更

アダプター1 割り当て : NAT
アダプター2 [ネットワークアダプターを有効化]にチェック
割り当て : ホストオンリーアダプター、名前 : Virtualbox Host-Only Ethernet Adapter

NAT=ゲストOSがホストOSを通じてインターネットに接続するための設定
ホストオンリーアダプター=ホストOSとゲストOS間の接続のための設定

5.MIRACLE LINUXのネットワークの設定を変更

MIRACLE LINUXのGUI画面から[アクティビティ]→[端末]→
su -
nmtui

[接続の編集]

Ethernet enp0s3

IPv6設定:無視する

Ethernet enp0s8

設定がなかったので新規追加します。
(↑後から考えるとこの時点でNG。アダプターが正しく認識されていれば プロファイル1 enp0s8があるはず。)

[追加]→[Ethernet]
プロファイル名:enp0s8
デバイス: 08:00 ~ ※4のアダプター2と同じ値
IP4設定 :手動 表示する
アドレス: 192.168.62.2/24 ※環境によります。例として4のアダプター2の次の値
ゲートウェイ:空欄
IPv6設定:無視する

[接続をアクティベートする]

enp0s3 解除→アクティベート
enp0s8 アクティベート

MIRACLE LINUXのGUI画面

[設定]→[ネットワーク]

Ethernet(enp0s3)
接続済み - 1000Mb/s と表示されています。

Ethernet(enp0s8)
接続済み と表示されていますが1000Mb/sの表示はありません…。

6.接続確認

仮想マシン上のLinuxからインターネット

MIRACLE LINUXのGUI画面から[アクティビティ]→[端末]→
ping google.com

Windows10から仮想マシン上のLinux

ssh root@192.168.69.2 ※5で設定したIPアドレス
Connection Timeout
とのことで接続できません…。

MIRACLE LINUX側で
GUI画面から[アクティビティ]→[端末]→
/sbin/service sshd status
で確認したところ、SSHサービスは起動しています。

Linux技術トレーニング 基本管理コース I
第5章 ネットワークの設定と操作
https://users.miraclelinux.com/technet/document/linux/training/1_5_2.html によりますと、

MIRACLE LINUXにおいて、このSSHサービスは、デフォルトで動作しています。
リモートからのrootユーザでのログイン
デフォルトの設定では、リモートからのrootユーザでのログインは禁止されています。

とのことですので
/etc/ssh/sshd_config を編集します。

MIRACLE LINUXのGUI画面から[アクティビティ]→[端末]→
su -
vi /etc/ssh/sshd_config
で開いてみるも
PermitRootLogin yes
となっていました。

ファイアーウォールの設定を確認
MIRACLE LINUXのGUI画面から[アクティビティ]→[端末]→
su -
firewall-cmd --list-all --zone=public

interfaces: enp0s3 enp0s8
services: cockpit dhcpv6-client ssh
となっています。

ここでいろいろとググってみた結果、
ssh以前の問題で アダプター2(enp0s8)がネットワークに接続できていないという結論に…。

ネットワークの設定をインストール時と異なる設定に変えるというのが初心者にはハードルが高かったのか…。

設定を1つ1つ見直してみたところ、
Winows10の「VirtualBox Host-Only Network」アダプターのMACアドレスの値と
VirtualBoxで仮想マシンのネットワークの設定のアダプター2のMACアドレスの値が一致していないことを発見。

VirtualBoxで仮想マシンのネットワークの設定のアダプター2のMACアドレスの値を修正して、
MIRACLE LINUXを起動後、
MIRACLE LINUXのGUI画面から[アクティビティ]→[端末]→
su -
nmtui

[接続の編集]に「プロファイル1」が表示されましたのでこれを編集します。
プロファイル名:enp0s8
デバイス: 08:00 ~ ※4のアダプター2と同じ値。
IP4設定 :手動 表示する
アドレス: 192.168.62.2/24 ※環境によります。例として4のアダプター2の次の値
ゲートウェイ: 空欄のまま
IPv6設定:無視する

と、ここまであれこれ試してみましたが、結局、上手くいかないまま半日以上、経過…。

翌日、Virtual BOXの仮想マシンを削除して、
「Virtualbox Host-Only Ethernet Adapter」も削除してから、
最初からやりなおしたら、あっさり上手くいきました!

参考にしたページ

MIRACLE LINUX 8.4をVirtualBoxにインストール - 自分のPCに検証環境を作ってみよう
https://miraclelinux.hatenablog.com/entry/2021/10/27/103149

VirtualBoxのゲストOS(CentOS)にsshでアクセス & ゲストOSからネットに接続する設定
https://mindtech.jp/?p=1471

VirtualBoxでNATとホストオンリーアダプターによる安全なネットワーク環境構築方法
https://blog.proglus.jp/3315/

VirtualBox ネットワークの設定
https://www.sps-katoh.com/soliloquy/?p=108

VirtualBox CentOS6.7 64bitでNAT、ホストオンリーアダプターを使用
https://www.kakiro-web.com/memo/virtualbox-create-virtual-machine-centos6-2.html

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