Slack Message Checker
ターミナルでls
と打ったつもりが、フォーカスがSlackになってて、そのまま送信・・・なんてことがよくあります。
そんなSlackでの誤爆を防止できるChrome Extensionを作りました。
あらかじめフィルタリングルールを作成しておき、メッセージ送信時にSlack Message Checkerが自動的にメッセージをチェックします。
メッセージがルールに当てはまる場合は、指定されたアクション(後述)を実行します。
Slackでls
を送信しようとすると、以下の様な確認ダイアログが出るようになります。
使い方
Slack Message Checkerをインストール後、拡張機能ページ(chrome://extensions/)を開きます。
更に、Slack Message Checkerのオプションページを開き、ルールを設定していきます。
Generalでは、全Slackチーム(https://*.slack.com)に適用されるルールを設定します。
「add」ボタンを押してルールを追加していきましょう。
設定項目はkeywordとmatch typeとactionの3つです。
keywordとmatch typeにより、actionの実行条件が決まります。
match typeは、
- contain - 送信しようとするメッセージにkeywordで指定した文字列が含まれている場合
- equal - 送信しようとするメッセージがkeywordで指定した文字列と一致する場合
- regexp - 送信しようとするメッセージがkeywordで指定した正規表現にマッチする場合
となります。
actionは、
- block - アラートダイアログを表示し、メッセージの送信を完全にブロック
- confirm - メッセージの送信を行うかどうかの確認ダイアログを表示
となります。
以下の設定例では、送信しようとするメッセージがls
の場合に確認ダイアログを表示するようになっています。
どんな時でも確認ダイアログを出したいという人は、keywordを.*
、match typeをregexpにしてみましょう。
チーム別の設定を行う場合は、左上の「add team」ボタンからチームを追加して下さい。
Generalと違い、ルールを適用するChannelも指定可能になります。
Channelはカンマ区切りで複数指定できます。無指定又は"*"を入力すると全Channelにルールが適用されます。
ルールの設定が完了したら、右上の「save」ボタンを押して、ルールを保存して下さい。
以上で設定は終わりです。新しいタブでSlackを開いて動作を確認してみましょう。
その他
Slackの仕様変更により動作しなくなる可能性があります。
開発は以下のリポジトリで進めています。