Key and Objects
大雑把な意訳、訳しにくい箇所は英文のまま転載します。
http://docs.basho.com/riak/1.3.2/references/appendices/concepts/Keys-and-Objects/
Overview
RDBMS では、データは個々に識別できる実体であるテーブルによって構成されます。それらのテーブル内では、カラムで構成されたデータの列が存在します。それは、テーブル全体・個々の列やカラムに対する取得あるいは更新ができます。一方、Riak では Object という単純なデータモデルを持っています。Riak で取得あるいは更新を行なう場合は、Object 全体として取得あるいは更新する必要があります。Object を部分的に取得あるいは更新することはできません。
Keys
Riak における Keys は、単純な binary values または strings で Object を識別するために使用されます。Riak と対話するクライアントから見ると、各 bucket は区別された keyspace を表すように見えます。fetch や store オペレーションを行なう場合に、Riak が bucket-key ペアをひとつの entity として扱うことを理解することが重要です。
Objects
Object は Riak データストレージの唯一の単位です。Object は本質的に bucket と key によって識別される構造体で、bucket・key・vector clock・meta-data-value ペアのリストで構成されています。通常、Object はたったひとつの metadata-value ペアを持っています。しかし、それらがひとつより多い場合は、Object は "siblings" を持つといわれます。これらの "siblings" は単一ノードや複数ノードにまたがって発生するかもしれません。また "siblings" は、ひとつより多くのクライアントから Object を更新した場合や、ネットワーク分断が発生した場合や、古い Vector Clock で Object を更新した場合に発生します。
End
特になし。