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インタラクションコストについて

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はじめに

UIデザインについて勉強したなかで「インタラクションコスト」というものを学んだので記事にしようと思います。

インタラクションコストとは

インタラクションコストとはインターフェースの操作を通してユーザーにかかる「身体的負荷」と「認知負荷」を合わせたものです。例えば、ボタンの位置が押しにくい場所にあれば
身体的負荷は大きくなり、読みにくい文章に対しては認知負荷は高くなります。いいインターフェースを作るにはこのインタラクションコストをいかに減らすことができるかが重要です。

身体的負荷と認知負荷

身体的負荷と認知負荷のどちらを優先的に軽減するべきか、シチュエーションによって変わってきます。利用頻度が多い場面では身体的負荷の軽減を優先的に、利用頻度が低い場面では認知負荷の軽減を優先的にすべきです。
ユーザーはよく使う機能に対して学習を重ねることで認知負荷がかからないようになっていきますが、身体的負荷は常に一定です。そのため利用頻度の多い場面では身体的負荷を減らした方がインタラクションコストは少なく済みます。一方、新規登録など1回くらいしか使われないものであれば、身体的負荷よりも認知負荷の軽減を優先させるべきです。そういった場面では使いやすさよりも分かりやすさの方が重要であるということです。

インタラクションコストを下げる方法

インタラクションコストを下げる方法はサービスによって様々ありますが、使いやすいサービスには共通してインタラクションコストを下げる要素があるようです。それは「シンプル」、「一貫性」、「共通概念」です。
「シンプル」にすること、つまり重要なものの優先度をあげて他を削ることで、意図が明快になりユーザーの認知負荷を下げます。またサービスのデザインに「一貫性」をもたせることで、ユーザーの学習コストが抑えられます。そして、全世界の「共通概念」に則ったデザイン(検索は虫眼鏡アイコンなど)にすることでも学習コストが抑えられます。

おわりに

今後はインタラクションコストの軽減を意識したUIデザインを行なっていきたいです。

参考

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