■はじめに
DNS名前解決確認の際、digコマンドを利用する事が多いですが、最近drillコマンドを利用してDNS名前解決確認をする事が増えてきました。
自分用にdrillコマンドの参考サイトや簡単な使い方をメモしてみました。
■参考サイト
以下のサイトを参考にさせて頂きました。
http://unbound.jp/ldns/drill/
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1412/19/news015.html
http://2014.seccon.jp/dns/dns_basics_in_30minutes.pdf
■drillコマンドの使い方の一例
・キャッシュDNSサーバに対して、Aレコードの名前解決を問い合わせる。
$ drill (問い合わせたいFQDN) @(キャッシュDNSサーバのIPアドレスやFQDN) A
・再帰検索要求を無効にして権威DNSサーバに対して、Aレコードの名前解決を問い合わせる。
$ drill -o ra (問い合わせたいFQDN) @(権威DNSサーバのIPアドレスやFQDN) A
・再帰検索要求を無効にして権威DNSサーバに対して、逆引きの名前解決を問い合わせる。
$ drill -z -o rd -x (198.51.100.XXX) @(権威DNSサーバのIPアドレスやFQDN)
・ルートDNSサーバから順番に問い合わせる
drill -T (問い合わせたいFQDN) @(キャッシュDNSサーバのIPアドレスやFQDN)
※digでいうところの以下オプションに該当するようです。
dig +trace (問い合わせたいFQDN) @(キャッシュDNSサーバのIPアドレスやFQDN)