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X-TECHエンジニア室Advent Calendar 2022

Day 25

IAMユーザー、IAMグループ、IAMロール、IAMポリシー

Last updated at Posted at 2022-12-25

IAMユーザー、IAMグループ、IAMロール、IAMポリシー

IAMは(AWS Identity and Access Management)の略で「IDとアクセス管理」と訳します。

IAMは、大まかにIAMユーザー、IAMグループ、IAMロール、IAMポリシーに分類され、それぞれ使い方が異なるため若干ややこしいです。
ということで、メモ書きですが、まとめました。

結論

  • IAMユーザー ... 人に対して与えるIAM
  • IAMロール  ...サービス、プログラムに与えるIAM
  • IAMグループ ...同じ権限を与えたいIAMユーザをまとめる機能
  • IAMポリシー ...実行者(IAMユーザー、IAMロール、IAMグループ)がどのサービスにアクセスできるのか決まり事を設定する機能

IAMユーザーとIAMロールはそれぞれ人とサービスに対しアクセス管理を行います。

IAMグループはIAMユーザをまとめる便利機能です。

IAMポリシーは権限を設定する機能で、ユーザやロールに紐づけて使います。

IAMポリシーについて

他のIAM機能はなんとなくイメージがつきやすいと思うので、IAMポリシーに絞って解説します。

IAMポリシーは、 
何に対して(EC2のサーバやS3のフォルダなど)に、
どのような操作(起動や停止、書き込みや読み込みなど)を
許可するかしないか設定します。

実行者(ユーザ、ロール、グループ)が「何をできるか」を設定することができますし、

例)

  • S3バケットに対し、ユーザAにはフルアクセスを許可するが、ユーザBは閲覧のみ
  • 特定の場所(IPアドレス)のみ操作可能

操作されるサービス(サーバ、フォルダ)に対し「何を許可するか」も設定することができます。

例)

  • EC2からS3にアクセス許可を出す
  • API GateWayからLambdaのアクセス許可を出す

IAMロールを設定する時

IAMロールにはカスタムポリシーAWS管理ポリシーがあります。

AWS管理ポリシーはよく使われるポリシーがAWSによって用意されており例えばS3の「読み書きのみ許可」などを選ぶだけでポリシーをIAMユーザやIAMロールにつけることができます。

カスタムポリシーはAWS管理ポリシーにはない細かい設定をすることができます。

基本的にはAWS管理ポリシーを用いて、賄えない箇所はカスタムポリシーを使うのがいいでしょう。

参考

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