はじめに
12月25日はなんの日でしょう。
そうです。アドベントカレンダー最終日ですね!
ということで、カレンダーはこちらです。
本記事では、24の技術記事を投稿し、2023年アドベントカレンダーを一人ですべて埋めた総括をここに行い、アドベントカレンダー最後の記事とします。
企画の背景
2022年、去年に社内でアドベントカレンダーを企画しました。
当時、「来年は完走賞を目指して一人で記事を書いてみようかなぁ〜(適当)」とぼんやり考えていました。それからしばらくたち、社内で昇進するためにはなにかの分野で専門性を持つ必要があると知りました。
そのとき、データベースに関する記事を25記事投稿したら、データベースの専門性あるって言えるんじゃん?と思い、超よこしまな考えでアドベントカレンダーをすることに決めました。
目標
24記事書く上で、目標は以下のように設定しました。
目標
- 読み手にとって、有益な記事を書くこと
- 自分の成長の機会とすること
- 絶対に諦めない。25記事を書き切ること!
やはり目標というのは初めに決めておくのが大事だと思います。
中盤、執筆がつらかったとき、この目標を思い出して最後まで頑張ることができました。
企画の実施
ここからは、来年アドベントカレンダー完走賞を目指す方向けに、私がどんなふうに完走したのか、実体験をもとにお話しします。
計画について
まず、一人で25記事書くというのは、変態です(←)
普通はみんなでやるものだし(だって普通に考えて大変だし...)、なんの計画もなく、いきあたりばったりだと、完走するのは難しいでしょう。
そのため、事前、具体的には10月ごろには計画を立てましょう。
私は11月中旬から計画を立て始め、若干出遅れたと気づきました。
本アドベントカレンダーでは、次のように計画を立てました。
本アドベントカレンダーの計画書
- 11月末までにやること
- 14記事を作成し終える
- 記事を書くペース配分や効率的に書くテクニックを覚える
- 1.5日に1記事のペース
- 25記事のタイトルを考える
- 12月25日までにやること
- 11記事を作成し終える
- 2日に1記事のペース
計画通りに進んだのか?
11月末時点では、概ね計画通りに進みました。
11月末時点で、11記事のストックを作成し、記事のテンプレートを作成できるようになりました。
しかし、25記事のタイトルを考えることはできませんでした。
これは、私にデータベースに関する引き出しが少なく、タイトルが思いつかなかったことが原因です。そのため、記事を書く当日に本を読んだり、海外の情報サイトを漁り、その日の記事タイトルを考えていました。
12月は、突然の法事や風邪をひくなどアクシデントがあり、6日間ほど記事が書けない日がありました。
そのため、本来は1日で書いた後、次の日添削して投稿の流れにしたかったのですが、その日にインプット、記事作成、投稿をその日中に行うこととなり、スケジュール通りにはいきませんでした。
ストックについて
「え、アドベントカレンダーの記事って11月に書いてもいいの?」と思うかもしれませんが、投稿が12月であれば、下書きはいつ書いたものでも問題ありません。
むしろ、12月までにどれだけストックがあるかで、完走できるかが決まります。
記事作成の技量について
結論を言うと、24記事を書いたからといって、記事作成の技量はあがりません。
そんな余裕がないからです。
中盤のメンタルは、「記事書くのつらすぎ」「やるからには全部書き切らなきゃ」「適当な記事は書きたくない」というマイナス思考になりがちです。
その時、なんとか有益な記事を投稿するために削る部分が、文章の綺麗さです。
つまり、記事作成の技量を上げることを放棄します。
これは、時間配分がインプットの比重が高くなり、アウトプット(記事作成)の比重が下がるためです。
テクニカルライティングの技術をつけたいのなら、1つの記事を丁寧に添削しなおした方がいいかなと、個人的には思います。
メンタルについて
一ヶ月半のこの企画を成立させるためには、メンタルケアが重要です。
本アドベントカレンダーでは、特にメンタル云々を気にしてはいませんでしたが、振り返ってみて、心の支えになっていたことを共有します。
この一ヶ月半、どんなメンタル具合だったか時間経過とともに図にしてみました。
序盤
記事を書き始めどんどん増えていく記事のストックにウキウキしながら執筆していました。
この頃は、私のデータベースへの既にあった知識に基づいて記事にすることができ、インプット少なめで書くことができ、落ち着いて添削もできました。
中盤
データベースへの知見が枯渇し、タイトルすら思いつかなくなりました。また、毎日記事を書くのが面倒くさくなってきました。
ここで、心の支えになったのは、目標です。
はじめに自分で決めた目標を達成できなければ、自分で自分を裏切ることになるため、それは避けたいという心理が働き、「やりたい!」というより「やらなきゃ!」というモチベーションで執筆していました。
また、中盤は法事と風邪が重なり、全く記事が書けない状態が続きました。
この時は、記事のことなど考えてられなかったので一旦モチベーションは0になりました。
しかし、ここで心が折れなかったのは、序盤のストックがあったからです。
6日ほど全く記事が書けない日がありましたが、序盤に作成したストックのおかげで、まだ間に合う、という気にさせてくれました。
終盤
ここまでくると最後まで頑張ろう!と思えるようになったので、前向きに記事を作成していました。あいかわらずデータベースへの知見は底をついていましたが、新しく本を読むことでなんとかインプットを増やし、書きたい内容を書くようになりました。
ということで、アドベントカレンダーを一人で乗り切るには目標とストックが大事ということがわかりました。
結果と反省
最後に目標が達成できたかを振り返ります。
目標は以下の3つです。
目標
- 読み手にとって、有益な記事を書くこと
- 自分の成長の機会とすること
- 絶対に諦めない。25記事を書き切ること!
読み手にとって、有益な記事を書くこと
どの記事も有益な記事になるように書いたつもりです!(若干程度の低い記事が混ざってます。)
これは、達成できたかどうか自分で判断できないので、自分への戒め的なところがあったかもしれないですね。
自分の成長の機会とすること
アドベントカレンダーの実施後で得られたことは、24の技術記事を書いたという実績だけです。
それ以上でもそれ以下でもない気がします。
とにかく自分の知識のなさを自覚しました。
もっと案件をこなして、たくさん勉強しなければ、という気になったのは成長なのかもしれません。
絶対に諦めない。25記事を書き切ること!
これは達成ですね。
技術記事は24記事しかないから、足りないじゃん、というツッコミがあるかもしれませんが、社内のアドベントカレンダーも2記事書いたので、セーフってことにしてください、お願いします。
反省点
計画を立てるのが少し遅かったですね。11月中旬から記事を書き始めたのですが、やはり一人で執筆するとなるともう少し余裕をもって始めた方がいいと思います。
また、テクニカルライティングの技術を先に習得しておいたほうがいいかなと思います。
記事を書きながら、技量も上がればいいな♪と思っていましたが、大量の記事を書くことと、記事の質を上げることは、両立が難しいです。
であれば、はじめに技術記事の書き方を練習してから、記事を書けば、質の高い記事が大量生産されることになります。
おわりに
おかげさまでたくさんの方に記事を見ていただき、いいね・コメントを下さったりと本当にありがとうございます!
購読者になってくださった方、変則的な記事の投稿をしてしまい、申し訳ありません。
私の記事がなにかのお役にたてていれば幸いです。
それでは、良いお年を!