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Apsara Conference 2019 参加レポート

はじめに

2019年9月25日〜27日に中国の杭州で行われた、Alibaba Cloudの一年で一番大きいカンファレンスに参加してきました。
ちなみに今年はAlibaba Group20周年、Alibaba Cloud10周年の節目となっています。

なお、Alibaba CloudにはMVPという制度があり、私もその一人です。
今回のApsara Conferenceに合わせて、MVP限定イベントが開催されたのでそちらの方にも参加してきました。

Alibaba Cloud MVP Global Summit(2019/9/24)

会場入り口付近

当日参加予定のMVPの写真が掲載

司会進行は中国語と英語

セッションは中国語


英語への同時通訳もありました。
内容はAlibaba Cloudの今までの振り返りや、Serverless・IoTなどの技術セッションなどです。
Alibaba Cloudのサービスの中で「コスト的に使ってもいいサービス、使ってはいけないサービス」といった話をしてくれた方がいて、それが一番盛り上がったような気がします。

MVP Award


事前連絡がなかったのでとても驚いたのですが、MVPの中から15人くらいが表彰されました。
光栄なことに私も表彰されました。

余談ですが、闭门会に書いてある下記の言葉はいいですね。なんとなく自分が表彰されたのも納得してしまいました。

平凡人做非凡事
Ordinary People Do Extraordinary Things

食事

Global Summit後は、Alibabaの社員用食堂みたいなところで食事をしました。
この時は写真を撮り忘れてしまいましたが、また別の日にも食堂行ったので、その写真を代わりに載せておきます。

Apsara Conference(2019/9/25~27)

入口


事前にDingTalkというスマホアプリで顔写真の登録しておいたので、初日は機械による顔チェックだけで入場できました。
ただ、別の日はQRコードの提示を求められたりとちょっとよくわからない感じでした。
多少の行列はありましたが、どの日も数分で入場できる感じで本当にスムーズでした。

ちなみにDingTalkは、Alibabaの作っているグループウェアのようなものです。
企業などで使われることを想定して、チャット、メール、カレンダー、勤怠管理、タスク管理などが盛り込まれています。

Apsara Campus


ざっくりと、以下のような用途になっています。

  • A館・・・主に大きめなセッションが開催
  • B館・・・主に展示
  • C館・・・主に展示
  • D1館・・・主に小さめのセッションが開催
  • D2館・・・主に小さめのセッションが開催
  • E館・・・食堂
  • G・・・音楽祭の会場


Alibaba Cloudのマスコットキャラクターがあちらこちらにいます。


外のスペースは、ゆとりがあります。


メイン会場への登り口は、初日の朝は混んでいました。


電源の取れるコーナーがチラホラとありました。

参加者数


会場内にガラス張りの監視ルームがあり、そこにリアルタイムで各国ごとの参加者数が表示されていました。
2日目の夕方頃に確認したところ、上位5カ国は以下のようになっていました。

  1. 中国大陸:45892人
  2. 中国香港:594人
  3. アメリカ:484人
  4. 日本:212人
  5. シンガポール:175人

北京や上海でなく、杭州といった土地でこれだけの数が集まるのは中々すごいのではないでしょうか。

自動販売機


ちらほらと自動販売機がありますが、ほとんどがAlipay支払いを前提としています。

飲食

食堂で弁当やピザ、小籠包などが売られているのは見ました。
キオスクくらいの小さな店舗やKFCでも買えます。
飲み物も食べ物も持ち込み可なので、そこらへんに座って食べてる人も多かったです。

セッション

基本的にはほぼ全て中国語でセッションです。
メイン会議室で行われるようなセッションに関しては、音声レシーバーによる英語の同時通訳が付いたり、別室で英語で放送されていました。

英語部屋の場合は、英文直播と案内が出ていました。

メイン会議室の方で行われたのは派手なのが多そうですが、私はサブ会場的なところばかり行ってみました。
現場で聴講したものについて、いくつか簡単に紹介してみます。

政府のAlibaba Cloud利用


司法でのAI活用について。地方政府との関係は良いようですね。
交通管理などは聞いていましたが、司法業務もAIで改善されているとは知らなかったので驚きました。
自分の想像していたよりも、AIの活用できる箇所は多いのだなと認識しました。


展示会でもセッションでも、とにかくAlibaba Cloudのリアルタイム可視化ツールであるDataVをよくみました。

云栖时间(APSARA TIME)


云栖时间(APSARA TIME)というセッションシリーズがあり、専門家が40分間ずつ話すのですが、毎回弾き語りが入ります。ビジネス・エンジニアリングというよりは、「科学者かく語りき」といった雰囲気があります。


観客側の様子

天猫精灵などの音声AIについて。
最近の進化について語り、今後より多く使われるようになるだろうと言っています。
以前よりも前後の文脈を理解できるようになってきたとのこと。


我们为什么要自研数据库?(Why Do We Build OceanBase?)
OceanBaseというデータベースをなぜ開発したか。
このデータベースはAlibabaの淘宝などのサービスで使われているそうです。
双11(11月11日)に巨大な取引が発生しますが、それもこのデータベースが処理しているとのことです。

OracleやSQL Serverなどが既に存在し、成熟した産業であるのになぜ自分たちで開発したのか。
伝統的なデータベースは全てアメリカのものであり、中国は使用しているだけだったというところから始まります。

云计算和自主创新是中国数据库产业最大大机会
クラウドコンピューティングと自主開発は中国のデータベース産業において最大の機会

模范意味着缺乏核心竞争力
缺乏核心竞争力导致没有试验田
没有试验田只能继续模仿

模倣は核心的な競争力の欠如を意味し、
核心的な競争力の欠如は、テストフィールドの欠如を引き起こし、
テストフィールドの欠如は、ただ模倣を続けることしかできない

インターネット時代のデータベース開発の価値
- 自主開発し、国外の専用ハードウェア・ソフトウェアへの依存から脱却
- エンタープライズ用の分散アーキテクチャで多くのデータを処理できる
- コストパフォーマンスが伝統的なデータベースよりも圧倒的に良くなる

OceanBaseの歴史的なチャンス
- 天の利・・・インターネットとビッグデータの時代、クラウドコンピューティングの成長
- 地の利・・・Alibabaには利用できるケースが多い、11月11日の負荷
- 人の利・・・Alibabaの戦略、優秀な人材

OceanBaseの利用状況
- MySQLと完全互換性があり、Oracleと部分的な互換性がある
- Alipay、中国建設銀行を含む様々な銀行・保険・証券会社で利用されている。

Chaos Blade

Chaos Monkyなどの他のカオスエンジニアリングツールとの比較

Chaos Bladeの機能

Flink

Weiboで使用している機械学習について説明

WeiboによるとFlinkはStormやSparkよりも優れている

Talk Show

事前申し込みが必要なんですが、割と早く定員締め切りとなっていました。(無料というのもあると思いますが)
ポスターがたくさん貼られていたり、人気あったんだと思います。

屋外ディスプレイでも放送されていたので、少しだけ見てみましたが、プログラマーがプロダクトマネージャーをディスったりとか、プログラマーの彼氏彼女はどうかとか、そんな内容を面白おかしく話してみました。

ストリーミング

セッションはストリーミングで見ることができますが、英語音声で見れるのはやはり一部となっています。
- 中国サイト
- 国際サイト

展示

Alibabaの展示

China Gateway
中国国内と海外のネットワークに関する問題は、海外の人だけではなく、中国国内の人も気にするようですね。

Game

天猫精灵(TMALL GENIE)
最近ドラえもんとコラボしているっぽいのを売っているせいか、ドラえもんがおいてありました。

水冷サーバ
サーバの中に水が流れていました!

量子コンピュータ

無人配送車

暖かい世界のエンジニアの詩

HungerMap

工業のAIソリューション

リアル店舗のデジタル活用

Alibabaの様々なキャラクター

パートナーの展示

遺伝子を測定し、様々な病気の確率などを算出するサービス

NVIDIA

日本でも見るような海外メーカーの展示も多くありました。

JetBrains

色々

クライミング

グッズ販売

Product Discussion

Alibaba Cloudの各プロダクト担当の方とMVPでディスカッションをしました。
各国のクラウド市場の特性や、機能の要望など。

Music Festival

感想

初めての海外カンファレンス参加でしたが、英語と中国語の重要性を再確認する数日でした。
思ったよりも混合云(ハイブリッドクラウド)や专有云・私有云(プライベートクラウド)といったキーワードが多かったのも印象的でした。
またAI活用の可能性も大いに感じられました。
5Gというキーワードも多くありました。

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