はじめに
2018年に初めてのAlexa スキルを作ってから3年が経って、計8本のスキルを公開していました。
音声のみの世代のスキルのままだったことや、諸事情から、過去のスキルを店仕舞い(スキルの公開停止および、AWS リソースを削除)することにしました。
幸い、課金を設定したスキルは無かったので、対応は大きく分けて3段階となり、単純でした。以下に、記録しておきます。
1.スキルの利用状況確認(任意)
スキルの利用状況の記録を保存します。
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レビュー
Amazon の Alexaスキルストア に、スキルごとのページが作成され、ユーザーレビューや評価コメントが確認できます。 -
スキルエンゲージメント
自分が開発したスキルのエンゲージメントはどのようにして確認できますか?
開発者コンソールにサインインし、スキルのエンゲージメントデータを確認できます。Alexa Skills Kitセクションに、完了または開発中のスキル一覧が表示され、一覧内にあるスキルのレポートをクリックすると、カスタマー、セッション、発話、インテントのデータを確認できます。表示するデータの期間(例:過去30日間、カスタムなど)または集計期間(例:1時間ごと、週別など)も選択できます。
2.スキルの公開停止
スキルを非公開、または停止するには
1.開発者コンソールを開きます。
2.一覧で公開中のスキルを探します。
3.アクション欄で非公開または停止をクリックします。
4.プロンプトが表示されたら、スキル制限の理由を選択し、非公開または停止をクリックします。
これにより、スキルを非公開、または停止するリクエストが送信されます。 制限が適用されるには、数日かかる場合があります。スキルが制限されると、スキル一覧にそのスキルの更新されたステータスが表示されます。
停止後にスキルを完全削除する場合は、以下の手順を加えます。
- 開発者ポータルのAlexaセクションにログインします。
開発者ポータルのコンソールページで、「Alexa」をクリックします。
- Alexa Skills Kitの「Get Started」をクリックします。既存のAlexaスキルのリストを表示する画面が開きます。
- 該当するスキルの「Delete」を選択します。
注: この操作を実行すると、スキルが完全に削除されます。スキルに入力したすべての情報が削除されます。ライブまたは認証申請中のスキルは削除できません。
3.リソース削除
Alexa スキルに使っているリソース構成を忘れてしまっていたので、念のため、AWS リソースの一覧を確認します。
タグエディターと、課金コンソールを併用してチェックしました。
(S3, Lambda, Dynamo DB, Cloud Watch リソースを整理しました)
To start Tag Editor
1.Sign in to the AWS Management Console.
2.On the navigation bar, choose Services. Then, under Management & Governance, choose Resource Groups & Tag Editor. In the navigation pane on the left, choose Tag Editor.
3.Direct link: AWS Tag Editor console
Not all resources can have tags applied. For information about which resources Tag Editor supports, see Resources you can use with AWS Resource Groups. If a resource type that you want to tag is not supported, be sure to let AWS know by choosing the Feedback tool in the lower left corner of the console window.
ここまでの step を進めて、[Alexa スキルストア] (https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=4788676051) を確認し、一覧に該当スキルが表示されないことを確認します。
また、Alexa 端末で該当スキルを呼び出した際に、エラー応答となる場合は、手元の Alexaアプリのスキル一覧で dev versionが有効になっている可能性があります。それを無効にして、再度呼び出しを試してみましょう(と、Alexa 開発者向け問い合わせ窓口 で教えて頂きました)
私の手元のアプリでは、スキル一覧の以下のスクリーンショットのカテゴリに入っていたスキルを無効にすることで、エラー応答が返らなくなりました。
(余談)
開発者コンソールでスキル一覧を眺めていたら、「開発中」のステータスのままにしていたスキルの中には、以下のようなスキルがありました
声に出して! 中二病レッスン |
説明 |
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このスキルでは、一度は言ってみたいようなカッコイイ台詞を、3つ、提案します。その台詞を、大きな声で繰り返してみてください!サンプルフレーズ 「前の車を、追ってくれ!」 |
※ 上の子どもと一緒に、カッコイイ台詞(「私を本気にさせたな」など)をたくさん作るのが一番楽しかった…。家庭内でテストしているうちに、飽きて頓挫してしまったスキルでした。
皿屋敷の お手伝い |
説明 |
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皿屋敷のお手伝いとして、アレクサと一緒にお皿を数えましょう! たとえば、アレクサ側が「1枚」と言ったら、次にあなたが「2枚」、そして、交互に、3枚、4枚と数え上げて、1万枚を目指しましょう! |
※ 下の子どもがまだ数を覚えたてで、100までを数えるのが楽しい時期に作って、家庭内だけで遊んでいたスキルでした。
最後に
私の作った Alexa スキル1 を評価してくださった方、遊んでくださったすべてのユーザーの方に、深く感謝します
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「魚へんクイズ」「草かんむりクイズ」「声に出して!お断りレッスン」「組み合わせかるた」「早口かるた」「モールスかるた」「サウンドプリンセス」「今日の幕府」 ↩