RPAはよく「誰でもできる!」などと言われていましたが、最近は「そんなことねーよ!」というつっこみが増えて、誰でもできるものじゃないという認識が広まってきたでしょうか。
ただ、IT未経験者の人がRPAツールを使用するというケースは結構多いように感じます。
そこで実際に私が感じた、「IT未経験者」 vs 「エンジニア」についてお話します。
※本記事は、RPA Community主催RPALT vol.14でお話した内容を記事にしたものです。
変数名は英語!?日本語!?
私はUiPathユーザーなので、変数名は英語が日本語か論争がたまにおきます。
変数という概念がないツールもありますが、そこは一旦スルーでお願いします。笑
昔ながらのエンジニアは当然、"英語"で変数を宣言していました。その流れでRPAツールで変数を宣言する際は当然"英語"でしょ!?という人も一定数いたかと思われます。
しかし、RPAの究極的な理想はEUCで、IT未経験者でも使えるのが最善策です。事務員の人がパッと見て意味が分かりやすいものはどちらでしょうか?
それは日本語じゃないでしょうか?
RPAツールの場合、変数の宣言に日本語が使えるなら、日本語で良いと思うんです。
エンジニア思考も必要
変数名の場合は、IT未経験者に寄せて「日本語」が良いと申し上げました。
しかし、RPAといえどシステム開発と似て非なるものはたくさんあります。
例えば"ググり力"。(人によるということは百も承知でいいますが)エンジニアはググる天才です。
疑問を持ったらすぐにググる。これはRPAでも必要な思考だと思います。
他のツールのことをあまり知らないのでUiPathの話に偏ってしまいますが、ワークフローの分割をして"関数"っぽい書き方をするのもエンジニア思考です。
このようなところはエンジニアの真似をするのが良いでしょう。
終わりに
RPAは世界で初めて生まれたIT未経験者とエンジニアの中間に位置する技術だと思います。今までのエンジニアの常識が一部崩れてしまい、誰もが混乱していると思います。
(実際にRPA導入がうまくいっている会社は超少ないという印象を受けます。証拠はありません。。。)
RPAの場合は、IT未経験者とエンジニアのいいとこどりをしましょう!
というお話でした!