UiPathイケてるワークフローの作り方シリーズの「代入・変数・引数編」です!
代入はまあともかくとして、変数や引数は特に複数人で開発しているときにダサくなりがちです。というかこれに関してはダサいというよりも開発として間違ってるわそれ...!っていうレベルなので、ご存知の方は結構多いと思います。
さっそくいってみましょう!
前振り
■数日前の自分
代入するときってさぁー、いちいち一つずつ代入しないといけないんだよね?面倒くさいなぁ。。。
■今の自分
そんなことねぇよお!!!(ほぼ答え言ってしまった。。)
■数日前の自分
変数とか引数の名前つけるの難しいなぁ。。みんなどうやってつけてるんだろ?
■今の自分
わかんねぇ。。(ダメじゃん)
代入のススメ
代入アクティビティって結構なーんとなく使っている方が多いのではないでしょうか。
このアクティビティ知ってたら「おぉ~~」ってなりますよ。っていうもの紹介します。(すでに知っている方多いかもしれませんが。)
イケてない代入
普通に代入アクティビティ
を使ってる場合は、3つ代入したいものがあれば、3つ代入アクティビティを入れる必要がありますよね。
まあ、変数の初期値に入れられる場合はそれでも良いんですけど、変数の初期値に入れない場合はこうなります。
イケてる代入
僕は今まで知らなかったのですが、実は複数代入アクティビティ
というものがありました!
それを使うとこんな簡潔になりました~!
もっと変数が多い場合は、もっとコンパクトになって嬉しいですね!
変数名・引数名のススメ
これに関しては絶対解があるわけではないという前提でご覧ください。
イケてない変数名・引数名
これは、ずばり同じワークフロー内で名前の形式が統一されていないものです。
エンジニアにとっては当たり前かもしれません。しかし、RPAは必ずしもエンジニアが開発するとは限りません。EUCの場合も考えられます。
例えば、以下の2つに名前の形式があります。
同じワークフロー内であれば、どちらかの形式に統一することが望ましく、混在しているのは良くないです。(もうイケてないとかいう話のレベルじゃない笑)
イケてる変数名・引数名
イケてる変数名・引数名は、逆に名前の形式が統一されているものです。
変数名・引数名については、web業界等の別の業界でも議論が様々あるところなので、今回はそれを紹介していきたいと思います。
一般的な変数名・引数名の付け方
1. キャメルケース or スネークケース
先ほど見せたこの画像、実は左の名前の付け方が「キャメルケース」、右の名前の付け方が「スネークケース」といいます。
キャメルケースは単語の先頭を大文字にする書き方で、スネークケースは単語の間をアンダーバーでつなぐ書き方です。
この2つの書き方はどちらも一般的に使用されているもので、
どちらが良いどちらが悪いということではなく、統一されているか否かが重要です。
参考サイト:命名規則「キャメルケース」「スネークケース」「ケバブケース」についてまとめてみました
UiPathの場合は型が分かりやすいように文字列型はstr
から始める~とか、引数のINの方は、in_
から名前を付け始める!とかもありますよね~~。
それはそのプロジェクトのコーディング規約に従ってください!
2. 単語の省略方法
よくある単語の略し方はこんな感じです。
format
→ fmt
count
→ cnt
address
→ addr
attribute
→ attr
個人的には、単語を省略すると分かりにくくなるので、よほどのことがない限りは単語を省略しません。
一般的に「短くて」「正確に変数の役割を言い表している」「分かりやすい」名前が好まれます。
もーほんと名前の付け方がわからない!!っていう人はcodicというサービスを使ってみると良いかもしれません。
また、エンジニア向けの名著中の名著であるリーダブルコードを読んでみるのもありだと思います。
おわりに
今回は複数代入アクティビティと変数名・引数名は統一しましょうね!!っていう話をしました。
いやー、それにしても変数名・引数名は奥が深い!!
どれがいいとかはないので、どれが好きかな~~っていう観点で見ればよいと思います。個人的にはキャメルケース好き!あまり単語を省略したくない!です!
こう考えるとほんとに英語のスキル必要だな~と思うので、余裕がある方は英語も勉強してみてください笑