エンジニアの必須であるgitとは何か？
そもそもとはgit何かというところから、よく使われるgitの用語を初心者向けにわかりやすく説明していきます。
gitとは
gitというのは簡単にいうと「バージョン管理システム」のことです。
gitを使うことでチーム開発をする際、共有をして作業することが出来ます。また、一度編集したファイルを過去の状態に戻したり、編集箇所の差分を表示したりすることも出来ます。
リポジトリ
リポジトリとは、ファイルやディレクトリの状態を記録する場所です。その中でも、リモートリポジトリとローカルリポジトリの2種類に分けられます。
リモートリポジトリ
専用のサーバに配置して複数人で共有するためのリポジトリローカルリポジトリ
一人一人が利用するために、自分の手元のマシン上に配置するレポジトリ
この2種類に分けることで、普段の作業はローカルリポジトリで、公開したい時はリモートリポジトリにアップロードするという使い分けが出来ます。
ブランチ
ブランチとは、履歴の流れを分岐して記録していくためのものです。つまり、同じリポジトリの中で複数の変更を進めていくことが出来ます。
ブランチを使うことで、チーム開発をする際、メインのブランチから自分専用のブランチを作成し、作業が終わったらメインのブランチに変更を取り込んでいきます。このようにすれば、他のメンバーの作業に影響することがなく、自分の作業に取り込むことが出来ます。
コミット
コミットとはリポジトリに記録するときに行う操作のことです。コミットを実行すると、リポジトリ内では前回との差分を記録したコミット(リビジョン)と呼ばれるものが作成されます。
また、コミットの実行時にはコミットメッセージが入力できます。
プッシュ
プッシュとはローカルリポジトリからリモートリポジトリにアップロードする際に行う操作のことです。
プッシュを実行すると、リモートリポジトリ内の変更履歴がローカルリポジトリの変更履歴と同じになります。
まとめ
このようにgitはとても便利な上に問題を回避することが出来ます。
今回はgitの基本的なことを解説しましたが、奥が深くいろいろな概念があるのでまた次回紹介していきます。