Nullとは
Javaにおけるnullポインターエクセプションとは、プリミティブ型にnullが設定されている状態でnull処理をされていない呼び出しが行われたときに発生する例外のことである。
例えば、
import java.util.*;
public class Main {
public static void main(String[] args) throws Exception {
// Your code here!
String i=null;
System.out.println(i.length());
}
}
上記のソースコードをコンパイルするとコンパイルは正常完了するが、実行の際に、実行時エラーとしてnullポインターエクセプションを出してしまう。
実務におけるnullポインターエクセプション例外の処理
実務では基本的にJavaとデータベースなどを組み合わせて使う場合が多い。データベースでnullが設定されている場合にはJava側に関してもnullが設定されてしまうことが多い。そのため、nullが設定されている項目に関してはnullポインターエクセプションを出さないために、nullの例外処理を書くのが通例ではある。
ただ、nullになりうるすべての項目に対してnull処理を書く必要があるかどうかといわれれば別であると思う。特にデータベース上で必須項目として設定されている項目に対し、さらにJava側でわざわざnull例外のための回避処理などをする必要はないと思われる。後続処理においても必須項目に関してnull例外の処理が必要となってしまうため。