Docomoの5Gへの機種変更
ひょんなことから、Docomo回線をXi(4G)から5G回線へ更新することになった。理由は以下。
- 一人暮らしでレオパレスに引っ越しをしたが、レオネットが最悪。
- 更新時期を過ぎていたので、docomoでの機種変更手数料が無料だった。
- 5G回線が実質使い放題プランで使い放題プランの契約が継続できそうであった。
これらの理由からDocomo回線を5Gにしてみた。そのメリットとデメリットを以下に述べる。
メリット
使い放題である
Docomo以外にも5Gの使い放題をうたっている回線はあるが、どれもテザリングが不可である。(PCを接続させる必要があるため、テザリングでの制限が加わっているのは論外である。)
また、IMEI制限を加えている会社も存在しているので、SIMの入れ替えによる他社端末およびSIMロックフリー端末へのSIMの挿入を想定されていなかった。
しかし、docomoの回線に関してはIMEIも完全フリーですし、完全に容量フリーで通信ができる。
ちなみに、筆者は3月に300GBほど月間で通信したが、全く制限がかからなかった。(土日に関しては1日30GBは最低使っていたし、Ubuntuのisoイメージファイルのダウンロードも数回行った。)
ほとんどの4G端末でも使用が可能
Docomoでは、5Gの通信回線契約のあるSIMカードを4G端末に入れた場合、通信できるかどうかの保証をしていない。一部端末に関しては通信が出来なかったなどの報告があったりするが、私の所有しているiPhone SE 2などでは5G回線のSIMカードを使っても問題なく通信はできている。(デメリットで記述するが、問題点はある。)
デメリット
3G回線の使用ができない
5Gの通信回線契約をするときに、5G端末ではDocomoの3G(FOMAプラスがメイン)を取ることができないことに関する説明が全くなかった。筆者はその辺をあらかじめ調べておいたので、全然問題にならないかと思っていたのだが、地下鉄の電波がこの辺の制限にひっかかるっぽく、地下街などで圏外になることが多発した。他のdocomo端末でチェックすると、3G表示になっていたりしたので、ちょっとがっかりな点である。4Gの電波でこの辺のカバーをしてほしい。
端末の代金が高い
まだ、黎明期状態の通信回線なので、仕方ないことではあるが、端末の代金が軒並み高い。それに分割契約をすると、今は36ヶ月分割で24ヶ月でdocomoへ買取(返却)が主流となってしまっているので、まだ少しは軽減されるが、同じ端末を36ヶ月間使用するとなると、バッテリーの持ちが気になるところ。
ISPにmoperaを選択することができない
Xi(4G)の契約までに関してだが、ISPにSPモードでなく、moperaを選択することができた。moperaからspモードになってできなくなったことは以下。
- APNに制限なしのアドレスが付与されていたが、SPモードにはなく、なんかしらのフィルターが設定されている。
- グローバルIPアドレスが付与されない。
- 固定IPの付与もない
上記のような条件をクリアできるのであれば、別に問題はないのだが、それを大体のdocomoの代理店では説明なしに契約させられる。(そもそもmoperaのISPが選択できることすらしらない営業が多すぎる。)
結局メリットとデメリットのどっちが大きい?
個人的にはメリットのほうが大きいと感じる。個人所有の端末がいろいろとあるし、3Gの電波取得できる端末およびSIMカードもあるので、全然困らないし、3Gを取得するSIMカードのプランを安くすることができた。(おまえ通信費にいくら使用しているんだという突っ込みはなしの方向で)。
余談
余談1)一人暮らしの人にはお勧め
一人暮らしでネットをちょこちょこする人にはお勧めなDocomoの5Gかもしれない。これで、自宅の回線もいいという人に取っては。
余談2)ゲームはできるの?
なにそれおいしいの?遅延しまくりなんですが。
余談3)諸外国では
日本よりも5Gの普及している海外ではもはや5Gが当たり前の世界になりつつもある。
家庭用の光回線を引かなくてもいい時代ももうすぐそこまで来ている?
ミリ波に対応した端末が極端に少ない
DoCoMoの5G唯一の利点であったミリ波の5G周波数帯に関しての取得であるが、ほとんどの端末で受信ができない。なんで、ミリ波に対応したという個人的な感想はさておき、最新の端末でもミリ波の対応は難しいのであろうか。